長崎大学附属図書館、長崎大学附属図書館医学分館所蔵貴重和漢古書目録を公開

長崎大学附属図書館が長崎大学附属図書館医学分館所蔵貴重和漢古書目録を公開した(2005-11-11)。同図書館の医学分館が所蔵する貴重和漢古書目録が電子化されており、リストとキーワード検索で目録を引けるようになっている。1849年に出版された医学書『医戒』のように、本文そのもの画像が電子化されている資料もある。また、江戸時代中期から後期にかけての長崎の古地図も電子化されており、収められた和漢古書が成立した頃の長崎の風景をうかがえる。
なお、同館ではすでに近代医学史デジタルアーカイブズ「医学は長崎から」を公開しており、貴重和漢古書目録が加わったことで、日本における近代医学史をより立体的に感じることができるだろう。

長崎大学附属図書館医学分館所蔵貴重和漢古書目録
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/ml/wakan/
・近代医学史デジタルアーカイブズ「医学は長崎から」
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/ml/exhibit/
長崎大学附属図書館医学分館
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/ml/index-j.html
長崎大学附属図書館
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/

長崎大学附属図書館、長崎大学附属図書館医学分館所蔵近代医学史デジタルアーカイブス

長崎大学附属図書館医学分館所蔵近代医学史デジタルアーカイブ
長崎大学附属図書館が、長崎大学附属図書館医学分館所蔵近代医学史デジタルアーカイブスを公開した(2004-10-28)。同図書館のお知らせによれば、『紙製解剖模型』の高解像度画像、『紅夷外科宗伝』『紅毛雑話』『医範提綱内象銅版図』『和蘭國薬油集解』の全文を公開しているという。ケンペル、シーボルト、ポンペなど、人物とその人物の事跡を中心にテーマ別に内容をわけており、みる人の関心を誘う。ただし、テーマ別にわかれたページの内容には大きな差があるにも関わらず、その差が実際に各ページに入るまでわからないのはうれしくない。たとえば、「日本植物学界の父 ツュンベリー」のページでは、ツュンベリーの業績について述べた文章と資料数点の画像があるだけだ。他方、「長崎のオランダ医学」のページでは、「紅夷外科宗伝」という資料が電子化されている。こういった違いは、事前に示すようにしてほしい。
長崎大学附属図書館医学分館所蔵近代医学史デジタルアーカイブ
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/ml/exhibit/
長崎大学附属図書館
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/
長崎大学附属図書館医学分館
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/ml/index-j.html