2005-07-06(Wed):

2005年度立命館大学アート・リサーチセンター春期連続講演会第3回「無形文化財のデジタル・アーカイブ
(於・立命館大学アート・リサーチセンター多目的ルーム)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/events/050706/

2005-07-13(Wed):

国際シンポジウム「百科全書解体 ―ユビキタス社会における民主主義の構想(Encyclopaedia for Democracy)」
(於・東京大学本郷キャンパス
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/research/symposium/2005/05.html

2005-07-15(Fri):

SPARC/JAPAN連続セミナー「電子ジャーナル時代の学術情報流通を考える」第3回「オープンアクセスの理念と実践−研究者・図書館・学術誌」
(於・国立情報学研究所
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/seminar.html

2005-10-06(Thu):

SPARC/JAPAN連続セミナー「電子ジャーナル時代の学術情報流通を考える」第5回「主体である研究者は何をすべきか−電子ジャーナル時代を迎えて」
(於・つくば国際会議場
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/seminar.html

2005-06-20(Mon):

最近みつけた名著。
・『アカデミック・プレゼンテーション』(D.E.ウォルターズ・G.C.ウォルターズ 著、小林ひろみ・小林めぐみ訳、朝倉書店、2730円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254101880/arg-22
原題は、「Scientists Must Speak: Bringing Presentations to Life」。特に邦題からは勘違いされてしまいそうだが、広く一般的に有用な内容。

2005-06-21(Tue):

東京大学史料編纂所が毎年、「日本史学を専攻する大学院生・学生、史料・図書を扱う仕事や歴史教育に従事される方」を対象に、史料学セミナーを開いている。今年のテーマは、「史料群からみる史料学(2)」。そろそろ、電子メディアと歴史史料といったテーマでの開催があってもいいのではないだろうか。
東京大学史料編纂所第10回史料学セミナー
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/seminar05/seminar05.htm

2005-06-22(Wed):

2005-06-18(Sat)に行った第14回大図研オープンカレッジでの報告「大学図書館のホームページを「再」設計しよう −OPACを中心に」を振り返っていくつか。当日、後日いただいたコメントで、わかってはいるけれど、なかなかできない、課題が多いというものがある。それはわかる。だが、突き放していおう。改善できていない限り、わかっていないことと同じでしかない、と。また、わかってはいるという認識には自分で思う以上に落とし穴がある。自分の受け入れやすい図式にあてはめて理解をしていないだろうか。実際はなにも理解していない、ということはないだろうか。オープンカレッジのような一種の自己研修は受けること自体に意味があるのではない。そこから、どのような結果を生み出していくかがすべてである。100名もの大学図書館関係者が参加したのであれば、1館、2館くらいで夏の終わりには変化を起こしてほしい。

2005-06-23(Thu):

メーリングリスト「Copy & Copyright 複写と著作権」が5周年を迎えた(2005-06-14)。主宰者の末廣恒夫さんに感謝。Copy & Copyright 複写と著作権著作権問題に関心がある方には、非常におススメ。
・Copy & Copyright 複写と著作権
http://members.at.infoseek.co.jp/copy_and_copyright/

ブログ「Open Access Japan」、公開

Open Access Japanというブログが公開されている(2005-02-12)。これは近年注目されているオープンアクセスに特化したブログで、「オープン・アクセスの簡略紹介」や「オープンアクセス・機関リポジトリ関連の日本語文献」といった重要な文書に加え、最近の動きに随時ふれている。運営しているのは、この活動の日本での中心人物である土屋俊さんら数名のようだが、せっかくの取り組みであるだけに、運営者の姿を明示したほうがよいだろう。

Open Access Japan
 http://www.openaccessjapan.com/
・オープン・アクセスの簡略紹介
 http://www.openaccessjapan.com/archives/2005/02/post_2.html
・オープンアクセス・機関リポジトリ関連の日本語文献
 http://www.openaccessjapan.com/archives/2005/02/post_15.html

後日、運営者の土屋俊さんからご指摘いただいたのだが、運営者紹介はサイト上部左側にある「About this site」をクリックするとみることができる。ページ上部の画像と一体化したデザイン性の高いつくりのため、「About this site」だけでなく、「OA IR Resources」「OA IR Bibliography」の存在に気がつかなかった。倉田敬子さんと、土屋俊さんにお詫びして、記述を以下のように訂正したい。

Open Access Japanというブログが公開されている(2005-02-12)。これは近年注目されているオープンアクセスに特化したブログで、「オープン・アクセスの簡略紹介」や「オープンアクセス・機関リポジトリ関連の日本語文献」といった重要な文書に加え、最近の動きに随時ふれている。「About this site」によれば、運営しているのは、この活動の日本での中心人物である土屋俊さん、『電子メディアは研究を変えるのか』(勁草書房、2000年)などの著書がある倉田敬子さん。なお、ページ上部の画像と一体化したデザイン性の高いつくりのため、「About this site」などの重要な文書の存在に気づきにくい。デザインに一工夫を望みたい。

Open Access Japan
 http://www.openaccessjapan.com/
・オープン・アクセスの簡略紹介
 http://www.openaccessjapan.com/archives/2005/02/post_2.html
・オープンアクセス・機関リポジトリ関連の日本語文献
 http://www.openaccessjapan.com/archives/2005/02/post_15.html

2005-06-25(Sat):

図書館流通センターが、これまで公開してきた書籍の総合サービス「ブック・ポータル」が、8月半ばを目途に中止する。理由として、「「ブック・ポータル」における掲載内容不正コピー利用の増加、個人情報保護法の施行に伴う個人情報の保護、また著作権者に対する権利保護といった観点」が挙げられ、「あわせて、図書館・出版社等の情報保護のため、「リンク集」も終了」するという。とはいえ、ここに挙げられている理由から中止という結果が出てくるのは、理解に苦しむ。しかし、図書館流通センターも一企業であることを考えればやむをえないか……。いまは、ブック・ポータルの閉鎖がどの範囲までを意味するのかが気になる。週刊新刊案内も含まれるのだろうか。

・「ブック・ポータル」サービス中止のお知らせ
http://www.trc.co.jp/trc-japa/pr/data/0183.htm
・ブック・ポータル
http://www.trc.co.jp/trc-japa/
・週刊新刊案内
http://www.trc.co.jp/trc-japa/shinkan.htm
図書館流通センター
http://www.trc.co.jp/

2005-06-26(Sun):

今日の朝日新聞日曜版「be on Sunday」の「わくわくweb」欄で、「アイデアを練る人に伴走してくれる」と題して、国立情報学研究所Webcat Plusが紹介されている。記事の前半に「今月登場した。国立情報学研究所が提供するウェブキャット・プラス」とあるが、Webcat Plusは2002-10-08にはテスト公開され、2005-04-01には正式公開されている。記事の内容は悪くないだけに、なぜこのような基本的な誤りが生まれたのかいっそう不思議。

・「アイデアを練る人に伴走してくれる」
http://www.be.asahi.com/be_s/20050626/062602.html
Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/
国立情報学研究所
http://www.nii.ac.jp/index-j.html