2007-09-22(Sat): 遣隋使1400年
關尾史郎さんのブログで知ったが、
・「遣隋使1400年記念学術シンポジウム「東アジア史上の遣隋使」」(關尾史郎のブログ、2007-09-16)
http://sekio516.exblog.jp/6468770/
2007年は607年に小野妹子らが初めて隋に遣わされてから1400年。これを記念した学術シンポジウム「東アジア史上の遣隋使」が10月6日(土)に明治大学駿河台校舎で開かれる。主な報告は以下の通り。
大学時代の一時期(2年生〜3年生)、シンポジウムでも報告がある国書問題にどっぷりとつかって論文を読み漁っていただけに、非常に惹かれる。
ちなみに、1400周年にちなみ、
・平成の青年遣隋使(青年遣隋使交流事業)
http://www.osaka-kenzuishi.com/
といった事業も行われているようだ。
・「堀敏一さんの逝去」(編集日誌、2007-06-03)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070606/1181064548
・「西嶋定生さんに関するウェブ資源」(編集日誌、2007-06-04)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070606/1181064627
2007-09-21(Fri): 内閣広報室からのお知らせ−安倍内閣メールマガジンの今後
昨日付で「内閣広報室からのお知らせ」というメールが届いた。安倍内閣メールマガジン講読へのお礼の言葉に続けて、
今後も、メールマガジンに関して内閣広報室よりご連絡メールを配信させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
とある。小泉内閣メールマガジンが終了する際に、編集日誌に記したが、
・「小泉内閣メールマガジンの今後」(編集日誌、2006-09-28)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060930/1159571988
・「安倍内閣メールマガジン、創刊準備号を配信」(編集日誌、2006-10-05)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061011/1160503537
政権が代わる際のメールアドレスの継承はどう考えるべきなのだろう。そして、もし今後の政治情勢の中で自民党から民主党に政権が移った際、メールマガジンの読者アドレスも継承されるのだろうか。
2007-09-23(Sun): 大学とウェブ企業の連携−goo×多摩美術大学、楽天×金沢工業大学
8月に発表された大学とウェブ企業の2つのコラボレーションがある。一つは検索エンジンのgooと多摩美術大学による検索のユーザーインターフェース(UI)に関するコラボレーション。
・検索UIラボ"goo x 多摩美術大学"コラボレーション
http://labs.goo.ne.jp/UI/tamabi/
話題作りと冷ややかにみる向きもあるだろうが、指導教員である吉橋昭夫さんのブログをみれば、大学側は非常に真剣であるだけでなく、それだけ優秀な学生が集まっていることがわかる。
・「検索UIラボ "goo x 多摩美術大学"」(Information Design?!、2007-08-17)
http://akyoshi.cocolog-nifty.com/design/2007/08/goo_9abc.html
・「ネット検索 デザイン性重視」(Information Design?!、2007-08-17)
http://akyoshi.cocolog-nifty.com/design/2007/08/post_2f9e.html
・「「検索」のデザイン(1)」(Information Design?!、007-07-20)
http://akyoshi.cocolog-nifty.com/design/2007/07/1_97e5.html
・「「検索」のデザイン(2)」(Information Design?!、007-07-20)
http://akyoshi.cocolog-nifty.com/design/2007/07/2_6046.html
・Information Design?!(吉橋昭夫さん)
http://akyoshi.cocolog-nifty.com/design/
・Information Design?! [ANNEX](吉橋昭夫さん)
http://akyoshi.cocolog-nifty.com/annex/
そして、スタッフブログにこの件について記事を書いているgooの担当者も偉い。
・「検索UIラボ:多摩美術大学とのコラボレーション開始!」(gooラボ スタッフブログ、2007-08-16)
http://blog.goo.ne.jp/labstaff/e/23dc9be0ef57c5d27dd60a5a1343203d
・「楽天との産学連携教育プロジェクト」(金沢工業大学)
http://www.kitnet.jp/news/index.cgi/id/00096/
こちらは残念ながら、金沢工業大学しか情報を出していないが、以下のテーマについて学生が楽天に提案を行うようだ。
- 楽天トラベル・学生を呼び込むサービスの提案
- 約3000万人いる楽天会員をもってして何が出来る
- Infoseek地図の提案〜楽天グループと地図の連携〜
- 学生向けマネーサービス提案
- モバイルによる楽天らしいSNSの提案
- Infoseekツールバー 改善案
- ケータイを使った今の楽天に無い新サービスの提案
- 楽天WEB-APIと外部APIを使った新規サービス提案
- 楽天ダイニング 「NO1」グルメサイト化 作戦!
- 楽天ブックス ユーザに楽しく本を買ってもらう提案
自分もいつかこのような仕事を手がけてみたいものだ。
東洋文庫、「香港の祭祀と演劇」を公開(2007-09-20)
東洋文庫が「香港の祭祀と演劇」を公開した(2007-09-20)。1978年から1979年にかけて、田仲一成さんが現地で撮影した動画を公開している。香港のエスニック・グループは広東系、海陸豊系、潮州系の3つに分けられ、それぞれ独自の祭祀と演劇を有するという。それぞれの模様を動画で紹介している。
・香港の祭祀と演劇
http://www2.toyo-bunko.or.jp/movie/hg/hongkong_index.html
・東洋文庫
http://www.toyo-bunko.or.jp/
国立国会図書館、NDLデジタルアーカイブポータルの閉鎖を予告(2007-09-13)
国立国会図書館はプロトタイプシステムとして2005年5月から公開してきたNDLデジタルアーカイブポータルの閉鎖を予告した(2007-09-13)。2007年10月には本格システムとして「国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)」にリニューアルするという。
・NDLデジタルアーカイブポータル
http://www.dap.ndl.go.jp/home/
・「9/25(火)以降、本プロトタイプシステムを停止しサービス提供を終了します。」(国立国会図書館、2007-09-13)
http://www.dap.ndl.go.jp/home/modules/news/article.php?storyid=30
・「国立国会図書館、NDLデジタルアーカイブポータルを公開」(新着・新発見リソース、2005-06-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20050609/1146400113
東京大学社会科学研究所、現代中国研究拠点のサイトを公開(2007-09-10)
東京大学社会科学研究所が現代中国研究拠点のサイトを公開した(2007-09-10)。同拠点は人間文化研究機構による現代中国地域研究推進事業の一環として設置されたもので、2007年から5年間の予定で他の拠点と連携しながら研究を行うという。この事業で設置された拠点は東京大学社会科学研究所現代中国研究拠点を含め以下の6ヶ所。
- 京都大学人文科学研究所・附属現代中国研究センター
- 慶應義塾大学東アジア研究所・現代中国研究センター
- 東京大学社会科学研究所・現代中国研究拠点
- 早稲田大学アジア研究機構・現代中国総合研究所
- 総合地球環境学研究所・中国環境問題研究拠点
- 東洋文庫現代中国研究資料室
このうちサイトが公開されているのは、今回公開された東京大学社会科学研究所の現代中国研究拠点と
・「京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター、サイトを公開」(新着・新発見リソース、2007-09-11)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070911/1189441139
で紹介した京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センターに限られている。残りの4拠点である
- 慶應義塾大学東アジア研究所・現代中国研究センター
- 早稲田大学アジア研究機構・現代中国総合研究所
- 総合地球環境学研究所・中国環境問題研究拠点
- 東洋文庫現代中国研究資料室
についても順次サイトが公開されると期待したい。
・東京大学社会科学研究所現代中国研究拠点
http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/kyoten/
・東京大学社会科学研究所
http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/
・「現代中国研究拠点HP開設」(東京大学社会科学研究所、2007-09-11)
http://issnews.iss.u-tokyo.ac.jp/index.php?e=505
・「NIHU現代中国地域研究プログラム東大拠点のホームページの開設」(村田雄二郎研究室、2007-09-12)
http://jdzg.exblog.jp/6946546/
・「現代中国地域研究推進事業基本計画」【PDF】
http://www.nihu.jp/recruit/china/kihonkeikaku.pdf
・「現代中国地域研究研究計画」【PDF】
http://www.nihu.jp/recruit/china/keikaku.pdf
・人間文化研究機構
http://www.nihu.jp/
広島大学高等教育研究開発センター、高等教育統計データ集【男女別データ編】を公開(2007-09-07)
広島大学高等教育研究開発センターが高等教育統計データ集【男女別データ編】を公開した(2007-09-07)。2007年1月に刊行された同名のデータ集を電子化したもので、大学や短期大学の教職員数、学生数、学歴別の年間賃金データなどをダウンロードできる。
・高等教育統計データ集【男女別データ編】
http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/data_category_list.php?dataname_id=44
・高等教育統計データ集
http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/data_category.php
・「高等教育統計データ【男女別データ編】をアップしました」(広島大学高等教育研究開発センター、2007-09-07)
http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/news_topic.php?id=667
・広島大学高等教育研究開発センター
http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/
ウェザーニュース、過去台風データベースを公開(2007-09-05)
ウェザーニュースが過去台風データベースを公開した(2007-09-05)。1951年から現在までの56年間に発生したすべての台風を検索し、進路や発生日時を表示できる。
・ウェザーニューズ - 台風情報
http://weathernews.jp/typhoon/
・「 インターネット向けサイト「台風情報」で『過去台風データベース』を開始〜過去56年間の台風情報を見ることができる〜」(株式会社ウェザーニューズ、2007-09-05)
http://weathernews.com/jp/c/press/2007/070905.html
・株式会社ウェザーニューズ
http://weathernews.com/jp/c/
・「ウェザーニュース、56年間の「過去台風データベース」公開」(INTERNET Watch、2007-09-05)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/09/05/16803.html
国立情報学研究所(NII)、「台風前線2」を公開(2007-09-01)
国立情報学研究所(NII)が「台風前線2」を公開した(2007-09-01)。従来の台風前線をリニューアルしたもので、よりユーザー参加型のサービスへと転換している。ユーザーの参加を促進するために、
を実施しており、
- いろいろな方法で、
- いろいろなきっかけから、
- とりたてて意識しなくても、
ユーザーが参加できるように設計されている。なお、リニューアルする前の従来の台風前線も引き続き公開されている。
・台風前線2
http://front.eye.tc/
・台風前線
http://front.eye.tc/archives/1.0/
・「「台風前線2」の公開」(、2007-09-01)
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/notice/20070901.html.ja
・「国立情報学研究所(NII)、「デジタル台風:台風画像と台風情報」で台風画像データベースを公開」(新着・新発見リソース、2006-08-07)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060807/1154879899
・「国立情報学研究所(NII)、「台風前線」を公開」(新着・新発見リソース、2006-08-07)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060807/1154879900
東京都立図書館、東京都立中央図書館東京室所蔵地図目録を公開(2007-09-**)
東京都立図書館が東京都立中央図書館東京室所蔵地図目録を公開した(2007-09-**)。2007年6月に冊子体で発行されたものが電子化されている。
・東京都立中央図書館東京室所蔵地図目録
http://www.library.metro.tokyo.jp/16/16n00.html
・東京都立図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/
東京都立図書館、メールマガジン「都立図書館通信」を創刊(創刊日不明)
東京都立図書館がメールマガジン「都立図書館通信」を創刊したようだ(創刊日不明)。毎月15日に発行する月刊となるようだ。メールマガジンの配信は外部業者に委託しているが、その旨をわかりやすく明記している。
「都立図書館通信」は、プライバシーマーク制度、ISMS認証、国際基準ISO27001等の認証を受けている外部業者の配信システムを使用しております。
そのため、登録フォーム・配信中止フォームはドメインが変わり、”https://blue.tricorn.net/libmetro/"から始まるURLになります。
業務委託を受けている外部業者はトライコーン株式会社。
・都立図書館通信
http://www.library.metro.tokyo.jp/1g/
・東京都立図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/
・トライコーン株式会社
http://www.tricorn.co.jp/
長崎県立長崎図書館、来館者芳名録を公開(2007-08-31)
長崎県立長崎図書館が来館者芳名録を公開した(2007-08-31)。1919年(大正8年)の開館から1944年(昭和19年)までに同図書館に残された54冊の来館者芳名録から、著名人の署名や素描を掲載している。
・来館者芳名録
http://www.lib.pref.nagasaki.jp/library/name.html
・長崎県立長崎図書館
http://www.lib.pref.nagasaki.jp/
日本機械学会、「機械遺産」WEBサイトを公開(2007-08-07)
日本機械学会が「機械遺産」WEBサイトを公開した(2007-08-07)。「機械遺産」(MechanicalEngineering Heritage)は、日本機械学会の創立110周年を記念した事業で、
- Site(機械遺産のある歴史的な風景):1件
- Landmark (機械を含む象徴的な建造物・構造物):1件
- Collection(保存・収集された機械):21件
- Documents(記録に残る機械関連文書類):2件
の合計25件が選ばれている。サイトでは認定された25件の詳細のほか、認定までの経緯や認定基準、機械遺産監修委員会の名簿が公開されている。
なお、日本機械学会では引き続き機械遺産の認定を進めており、機械遺産候補の推薦を受け付けている。締切は2007年12月20日。
・「機械遺産」WEBサイト
http://www.jsme.or.jp/kikaiisan/
・日本機械学会
http://www.jsme.or.jp/
国文学研究資料館、マイクロ/デジタル資料・和古書所蔵目録を公開(2007-08-02)
国文学研究資料館がマイクロ/デジタル資料・和古書所蔵目録を公開した(2007-08-02)。同資料館が所蔵するマイクロ/デジタル資料約20万2000件、和古書約1万4000件を検索できる。
・マイクロ/デジタル資料・和古書所蔵目録
http://base1.nijl.ac.jp/~micro/about.html
・国文学研究資料館
http://www.nijl.ac.jp/
東京都立図書館、日比谷図書館視聴覚資料目録を公開(2007-05-**)
東京都立図書館が日比谷図書館視聴覚資料目録を公開している(2007-05-**)。同図書館が所蔵するCD約1000枚を検索できる。
・日比谷図書館視聴覚資料目録
http://www2.library.metro.tokyo.jp/dataFind.php?tblid=11
・都立日比谷図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/13/
・東京都立図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/
クィア学会、サイトを公開(公開日不明)
2007年10月27日に設立大会の開催を予定しているクィア学会がサイトを公開している(公開日不明)。なお、同学会の設立大会は以下の通り。
2007-10-27(Sat):
クィア学会設立大会・シンポジウム 「日本におけるクィア・スタディーズの可能性」
(於・東京都/東京大学駒場キャンパス)
http://www.queerjp.org/conf.html
東洋文庫、スィンディー語図書検索を公開(2007-08-17)
東洋文庫がスィンディー語図書検索を公開した(2007-08-17)。パキスタンの地方語の一つであるスィンディー語の文献を検索できる。キーボードから入力しにくい文字をコピー&ペーストできるようにしている工夫がすばらしい。
・スィンディー語図書検索
http://www3.toyo-bunko.or.jp/open/SndQueryInput.html
・東洋文庫
http://www.toyo-bunko.or.jp/