2010-12-12(Sun): 第3回Code4Lib JAPAN Workshopへ

札幌に始まった出張も終わりに近づいた。今日は朝から福井県あわら市芦原温泉に移動し、

2010-12-12(Sun)〜2010-12-13(Mon):
第3回Code4Lib JAPAN Workshop「APIは怖くない!−RSSからAPIまで便利な仕組みを使い倒そう」(サービス構築コース)
(於・福井県あわら温泉まつや千千)
http://www.code4lib.jp/2010/11/210/

を開催。過去最高の26名が参加するという盛況ぶり。参加者の方々が、2日間の日程をどのように過ごすのか、非常に楽しみ。

2010-12-11(Sat): エル・ライブラリー、ドーンセンター情報ライブラリーを訪問し、経営情報学会関西支部で講演

久しぶりに大阪市内で二日中に時間があったので、

・エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)
http://shaunkyo.jp/
http://d.hatena.ne.jp/l-library/

と、

・ドーンセンター情報ライブラリー
http://www.dawncenter.or.jp/libsrch/

を訪問し、旧知の谷合さんと千本さん、木下さんにお目にかかる。

その後、

・経営情報学会関西支部
http://www.jasmin.jp/activity/shibu_katsudou/branch/kansai/

の会合で、「電子図書館の動向と電子書籍の可能性−『ブックビジネス2.0』電子書籍版開発の経験から」と題して講演。

・「電子図書館の動向と電子書籍の可能−『ブックビジネス2.0』電子書籍版開発の経験から」
http://www.slideshare.net/arg_editor/jasmin-kansai20101211

支部の会合ということもあり、10名程度の参加者であったが、その分、なかなか突っ込んだ討論ができたことが最大の収穫。ここ1年近く、電子書籍の話題に関心を持ってきたが、自分としては年の瀬にいいまとめの機会をいただけた。

2010-12-10(Fri): 情報教育研究集会で講演

前日の夜に札幌から伊丹に飛んで、京都市内で宿泊し、

2010-12-10(Fri)〜2010-12-11(Sat):
平成22年度 情報教育研究集会
(於・京都府京都府民総合交流プラザ 京都テルサ)
http://conf2010.media.kyoto-u.ac.jp/

へ。

[flickr-photo:id=72157625575195604,size=t]

企画セッション「大学・大学院の全学共通情報教育と教育情報化環境」の第2部「教育の情報化環境」でポジショントークとパネル討論を行った。自分の演題は、「教材としての電子書籍電子書籍版『ブックビジネス2.0』の経験に基づいて」。

・「教材としての電子書籍電子書籍版『ブックビジネス2.0』の経験に基づいて」
http://www.slideshare.net/arg_editor/mtg-if20101210

私以外には、

中村聡史(京都大学大学院情報学研究科附属情報教育推進センター)
・伊藤一成(青山学院大学
・山脇智志(キャスタリア)

という顔ぶれだったが(敬称略)、多彩な顔触れでなかなか刺激的だった。

2010-12-09(Thu): 北海道立図書館等を巡る

前日の北海道大学での講義と、明日の京都での講演の間に空いた1日の休み。夕方には関西に移動するので、終日札幌を中心に取材に明け暮れた。訪れた1つが、北海道立図書館。

・北海道立図書館
http://www.library.pref.hokkaido.jp/

旧知のライブラリアンがいる関係で、閉架書庫も拝見できた。幾つか思わぬ発見もあり、粉雪のちらつく中、電車に乗ってまで訪問したかいがあって満足。

2010-12-08(Wed): 北海道大学高等教育機能開発総合センター科学技術コミュニケーション教育研究部(CoSTEP)で講義

今日から北海道、京都、大阪、福井と、ほぼ1週間の出張ツアー。

まずは、北海道大学高等教育機能開発総合センター科学技術コミュニケーション教育研究部(CoSTEP)で、「学問を生かす社会へ−ウェブが架橋する社会と学問」と題して講義。
・「学問を生かす社会へ−ウェブが架橋する社会と学問」
http://www.slideshare.net/arg_editor/hokudai-costep20101208

2010-12-07(Tue): シンポジウム「アーカイブから紡ぎ出される知」と、三重県立図書館シンポジウム「明日の県立図書館」のこと

年末年始にかけてのイベントで、あるいは参加者の集まりに苦戦するかもしれないが、行く価値が高そうなイベントを2つ紹介したい。

2010-12-19(Sun):
シンポジウム「アーカイブから紡ぎ出される知」
(於・東京都/東京藝術大学 上野キャンパス
http://amc.geidai.ac.jp/?p=3059

こちらは以下の講演が予定されている(敬称略)。

1. 北郷悟(東京藝術大学)「3次元アーカイブの可能性」
2. 四方幸子(文化庁委託メディア芸術コンソーシアム)「アートとアーカイブをめぐって」
3. 武田英明(国立情報学研究所)「Linked Dataアプローチによる芸術情報統合の試み」4. 長尾真(国立国会図書館)「アーカイブすることの意味」

普段あまりなさそうな講演者の顔ぶれであり、各氏の講演を受けて1時間半をあてて行われるディスカッションの行方が気になるところだ。

次いで、年明け早々の催し。

2011-01-08(Sat):
三重県立図書館シンポジウム「明日の県立図書館−図書館の新しい可能性と全県域へのサービスについて考える」
(於・三重県三重県立図書館)
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2010110101

先日の図書館総合展の際に、このシンポジウムを企画した三重県立図書館の方にお目にかかり、企画の趣旨をうかがう機会があった。

基調講演に、植島啓司さん(宗教人類学者)、石川直樹さん(写真家・冒険家)を迎え、植島さんをコーディネーターにしたパネルディスカッションには、石川さんに加えて、坂倉加代子さん(三重県図書館協議会)、萩美香さん(女優)が加わるというこれまた異色な顔ぶれだ。

NAOKI ISHIKAWA WEB SITE
http://www.straightree.com/
・元ミス日本 萩 美香オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/mika_hagi/

シンポジウムの副題の後半にある「全県域へのサービスについて考える」というテーマにも注目したい。三重県立図書館には昨年、三重県図書館協会研修会図書館職員専門講座で講師を務めた際に訪れているのだが、三重県は想像以上に南北に長い土地柄なのだが、こういった土地での県立図書館の役割は大いに考えさせられた。関西・東海の方々にとっては、行きやすい場所でもあり、ぜひご参加を。

・「三重県図書館協会研修会図書館職員専門講座で講師」(編集日誌、2009-09-18
http://www.arg.ne.jp/node/5739

2010-12-06(Mon): ハイパーネットワーク2011ワークショップ 共生プログラミング・キャンプへの招待

もう来年の話で恐縮だが、

2011-01-20(Thu)〜2010-01-22(Sat):
ハイパーネットワーク2011ワークショップ 共生プログラミング・キャンプ
(於・大分県/別府湾ロイヤルホテル)
http://www.hyper.or.jp/staticpages/index.php/ws2011

にキャストとして参加することになった。以下、案内文。

ネットの進化普及は「共生」によるもの。共生とは、主体同士が相互に支えあって発展していくことと考えます。新サービスの創造にはユーザーとエンジニアとの共生が重要で、使う人と作る人、作る人と使う人の共生が、より良いネット社会を作る鍵になるとの考えで、共生プログラミングというテーマ・スタイルで、ワークショップを開催します。

このワークショップの目的は、参加者の職場、生活圏に現実に存在する社会的課題を対象に、ICTの活用を含む新たな手法に挑戦し、実社会の課題解決に貢献できる知見、スキルを得ることです。

今回のワークショップは、従来の「発表」や「討論」が中心ではなく、新しい仕組みとして、

課題を共有する人同士が集まり、エンジニアとユーザーが一緒のチームを作り、互いの専門性を交換、相互に貢献し、具体的な解決策を創造、実際に動くもの(プロトタイプ)を作る

という、今までとは全く違うものとなります。成否は参加するあなた次第です!

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

要するに2泊3日で温泉にも浸かりながら、エンジニアだけでなくユーザーも加わって、様々な課題の解決策を具体的に創り上げようという試み。プログラミングは一切できない私でもキャストを務めるので、どなたでも参加いただけると思う。交通費は別として、宿泊費や参加費もすべて込みで2泊3日3万円は破格の条件。ぜひ大勢の方々にお越しいただきたい。