国際日本文化研究センター、平安京都名所図会データベースを公開

国際日本文化研究センター平安京都名所図会データベースを公開した(2004-12-01)。「名所図会」とは、大辞泉によれば「江戸後期に盛んに刊行された、各地の名所旧跡・神社仏閣などの由来や物産などを書き記した絵入りの名所地誌。安永九年(一七八〇)の秋里籬島(あきさとりとう)編の「都名所図会」に始まり、特に「江戸名所図会」は有名」というもの。このデータベースでは、同センターが所蔵する「江戸時代から明治期にかけての平安・京都を描いた「名所図会」の高精細画像」を公開している。現在は『都名所図会』と『拾遺都名所図会』の公開にとどまっているが、『都林泉名勝図会』『花洛名勝図会』『花洛細見図』『都名所画譜』『京都名所順覧記』『京都名所撮影』が順次データベース化されていくようだ。

平安京都名所図会データベース
http://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/
国際日本文化研究センター
http://www.nichibun.ac.jp/