2005-03-17(Thu):

先方からレスポンスがないのでここに書いてしまおう。
今年は世界物理年。日本でも世界物理年日本委員会が組織され、さまざまな活動を行っている。その一つとして、世界物理年日本委員会メールマガジンが発行されているのだが、「原則として会員登録された方(団体、普通個人、学生個人)を対象に発行」とされている。私はこれは非常に惜しいことだと思ったので、以下のようなメールをメールマガジン担当者宛てに送ってみた(2004-03-06)。

(前略)
ただ一点懸念点があります。
マールマガジンは「原則として会員登録された方(団体、普通個人、学生個人)を対象に発行」と記されています。
世界物理年の意義や年間を通して行われる活動内容を広報し、有馬会長の所信にもある「物理の理解に もっと光を、もっと力を!」を実現していくことを考えるのであれば、特に資格の有無に関わらず、誰もが配信を受けられるようにしたほうがよいのではないでしょうか。

ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。
学術系のメールマガジンを発行する者として、また物理学に関心を持つ者として、貴マガジンを講読できる日が来ることを心待ちにしております。

残念ながら、お返事はまだいただけていない。もう3月も後半、すでに世界物理年の1/4が終わりつつある。今年は愛・地球博が開催される予定であり、自然科学系の話題はどうあってもそちらに集中することが目に見えている。そういう事情にありながら、ましてや物理学という一般に理解されにくい学問の存在意義を訴えるのであれば、上記の方針はあらためてしかるべきと思うのだが、物理学の研究や教育に関わる方々はどのようにお考えだろうか。

・世界物理年日本委員会メールマガジン
http://www.wyp2005.jp/jp/mailmagausr/backnumberlist.asp
・世界物理年日本委員会
http://www.wyp2005.jp/