河辺一郎さん、「河辺一郎 国連と日本外交のページ」を公開(2005-01-18)

河辺一郎さんが、「河辺一郎 国連と日本外交のページ」を公開した(2005-01-18)。河野さんは国連問題と日本外交の研究者。軍縮問題の専門雑誌『軍縮問題資料』に1991年5月から連載してきた「コラム国連」のうち、掲載から3ヶ月が過ぎたものを電子化し公開している。なお、『軍縮問題資料』は創刊者であった宇都宮徳馬参議院議員の死去に伴い、2005年4月号で休刊したが、これまでの執筆者と読者の尽力で継続されることになったという。ところで、河野さんは「このページについて(Q&A)」というコーナーで、自らを「愛知大学の教員」と名乗るにとどめ、経歴を「長々と書くのは自己満足以外の何ものでもないと思」うと記している。主張に真っ向から反対はしないが、河野さんのホームページをみて、愛知大学への進学を志す受験生がいるかもしれない。せめて学部名までは明記したほうがよいと、私は思う。賛否いずれにせよ、上記の一文を含む河野さんの「経歴を書くべきではないか」という文章には考えさせられる方が本誌の読者にもいるだろう。ぜひご一読いただきたい。なお、仮に主張に賛同できないとしても、発信者が自らの発信内容や発信姿勢について意思を表明することは非常に重要と、私は考えている。

・河辺一郎 国連と日本外交のページ
http://www.geocities.jp/kawabe_ichiro/
・このページについて(Q&A)
http://www.geocities.jp/kawabe_ichiro/q_and_a.html
軍縮問題資料
http://www.heiwa.net/