2005-05-10(Tue):

デジタルアーカイブ白書 2005』(デジタルアーカイブ推進協議会発行、トランスアー発売、2700円)が発行された。昨年に引き続き、今回も執筆に参加させていただいてる。今回、書いたのは、第5部「デジタルアーカイブ関連動向」のうち、第4章にあたる「個人ユーザーから見たデジタルアーカイブ」で、
・「個人が利用しやすいデジタルアーカイブを考える」
・「デジタルアーカイブOPACから学べること」
の二本の記事を執筆している。忙しい日々ではあるが、執筆や講演の依頼をいただいたり、それがこのように形になったりと、いっせいに収穫しているようでうれしいものだ。なお、『デジタルアーカイブ白書 2005』の目次は以下の通り。

第1部 「デジタルアーカイブ 2005」総論
第2部 デジタルアーカイブわが国の政策
・IT戦略本部(内閣官房
文化庁
経済産業省
総務省

第3部 デジタルアーカイブの普及調査結果と事例
第1章 博物館・美術館
・総論
・Webサイト調査
・「文化遺産オンライン」の現状
・事例1東京国立博物館
・事例2国立科学博物館
・事例3国立西洋美術館
・事例4東京国立近代美術館
・事例5愛知県美術館
・事例6栃木県立美術館
・事例7金沢21世紀美術館
・事例8NTTインターコミュニケーション・センター
第2章 図書館・公文書館・大学・研究機関
・総論
・書物・文書のデジタルアーカイブ、この10年
・Webサイト調査
公文書館の動向
・事例1国立国会図書館
・事例2東京都立中央図書館
・事例3ゆうき図書館
・事例4上田情報ライブラリー
・事例5東北大学附属図書館
・事例6山口県文書館
・事例7沖縄県公文書館
・事例8MCDプロジェクト
・大学におけるデジタルアーカイブ研究事業一覧
第3章 自治体・地域推進団体
・総論
・Webサイト調査
・事例1北海道遺産構想推進協議会
・事例2青森デジタルアーカイブ推進協議会
・事例3山中湖情報創造館
・事例4NPO法人地域資料情報化コンソーシアム

第4部 デジタルアーカイブ メディアの動向
・総論
・放送局の現状
・通信社の現状
・新聞社の現状
・出版社の現状
・フィルム・アーカイブの現状

第5部 デジタルアーカイブ関連動向
第1章 デジタルアーカイブの技術動向
アーカイブズの情報標準化動向
・画像取得機器 デジタルカメラとスキャナ
第2章 デジタルアーカイブの人材育成
・デジタル・アーキビストの養成
第3章 著作権及びその他の権利問題
・法制度等の改正動向と判決事例
第4章 個人ユーザーから見たデジタルアーカイブ
・個人が利用しやすいデジタルアーカイブを考える
デジタルアーカイブOPACから学べること
第5章 パッケージ化商品
第6章 ミュージアム商品
第7章 国内グッドWebサイト事例集
第8章 海外のデジタルアーカイブの動向

資料
デジタルアーカイブ・ハンディロードマップ
メタデータ記述項目関連表
デジタルアーカイブの対象と構築までの流れ図
・URLリスト
・推進団体の一覧
・関連団体・学会の一覧
・企業ミュージアム一覧
・用語解説
デジタルアーカイブ推進協議会のあゆみ
デジタルアーカイブ推進協議会組織図
デジタルアーカイブ推進協議会役員・会員リスト
索引

・『デジタルアーカイブ白書 2005』(デジタルアーカイブ推進協議会発行、トランスアー発売、2700円)
http://www.transart.co.jp/CGI/details/detail.cgi?item_cd=A405005
デジタルアーカイブ推進協議会
http://www.jdaa.gr.jp/