2006-01-16(Mon):

2005-12-24(Sat)の編集日誌でふれた独立行政法人国際協力機構(JICA)のJICAメールマガジンの配信方法に関する質問にJICA総務部広報室より回答をいただいたので紹介しよう。


Fri, 13 Jan 2006 13:57:00 +0900


1. JICAメールマガジンに関するコンテンツ制作、メール配信およびデータ保管業務については、株式会社アルトビジョンのみが従事しています。

2. 株式会社国際協力データサービスは、JICAメールマガジンからリンクされるJICAホームページの運営管理とJICAメールマガジンへの問い合わせ窓口業務に従事していますが、JICAメールマガジンにおける個人情報を扱う業務(データ管理や配信など)には従事していません。

3. 株式会社国際協力データサービスはメール配信用登録情報にアクセスすることはできません。

以上

JICA総務部広報室

この回答を受け、引き続き次の質問を送っている。

Sat, 14 Jan 2006 18:06:33 +0900

さて、ご回答内容に基づき、引き続きお尋ねさせていただきます。ご回答いただきたく存じます。

ご回答1. については理解の確認をさせてください。
やや技術的な話になりますが、メールマガジンの配信にあたっては、株式会社アルトビジョンが作業を行なう際に、メールマガジンの送信元(返信先)のアドレスとして、株式会社国際協力データサービスのアドレスを入力しているという理解でよろしいでしょうか。

また、

ご回答の2. にあるように、


株式会社国際協力データサービスは、(中略)JICAメールマガジンへの問い合わせ窓口業務に従事しています

とのことですが、この場合、メールマガジンの読者から発行者に問い合わせがあった場合、株式会社国際協力データサービスの職員が読者のアドレス、場合によっては住所や氏名を知りえることになりますが、問題ないとお考えでしょうか。読者としては自分の個人情報を預けているJICAに対して返信を行なっている意識であるにも関わらず、まったく関係のない株式会社国際協力データサービスに自分の個人情報を知られてしまうという状態になっているのではないでしょうか。

私が指摘したいのは、この点です。
結果的に利用者の同意なく、読者の一部(問い合わせをした読者)の個人情報が株式会社国際協力データサービスに引き渡されていることにはならないでしょうか。

以上の2点につき、引き続きご回答いただけますと幸いです。

2005-12-24(Sat)の編集日誌
http://d.hatena.ne.jp/arg/20051224/1135385902