2006-05-06(Sat): 情報センター構想を探る

昨年、がんの患者会や家族会から、がんに関する情報を集約する日本がん情報センター(JCIC)の設置構想が示された。それ以来、ぼんやりと気にかかっていたのだが、このような従来の図書館とは異なる情報センターの設置構想には、他にどのようなものがあるのだろうか。
調べてみたところでは、厚生労働省の「妊婦の服薬情報等の収集に関する検討会」が検討し、提案した「妊婦とクスリ情報センター」の構想がある。この構想はすでに、国立成育医療センターに設置された「妊娠と薬情報センター」として実現している。また、日本医学図書館協会が推進する「国立ライフサイエンス情報センター(仮称)」の構想がある。
いずれも医療系という点が興味深いが、他の分野で、このような情報センターが構想されている事例があるだろうか。ご存知の方、あるいは実際にそのような構想を進めている方、お教えいただければ幸い。また、このような分野では、一種の情報センターが必要ではないか、という提案があれば、お教えいただきたい。

・日本がん情報センター(JCIC)設置構想
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0307-5.html
・がん対策情報センター
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/03/tp0331-2.html
・妊婦の服薬情報等の収集に関する検討会
http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#iyaku
・妊娠と薬情報センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html
・国立成育医療センター
http://www.ncchd.go.jp/
・「国立ライフサイエンス情報センター(仮称)」推進準備委員会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jmla/nlsic/
・日本医学図書館協会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jmla/