2006-05-21(Sun): 政府統計の見直し

行政改革の一環として、政府統計の見直しが進んでいる。たとえば、経済センサス企画会議や統計センターの役割・業務等の在り方に関する研究会といった研究会が検討を進めているほか、農業統計については機関・人員の統廃合を含めた議論が進められている。時代の流れもあり、政府統計の責任範囲が縮小していくことはやむをえないことかもしれない。そう遠くない未来に一部の政府統計が取りやめられることだろう。
それはそれでよいが、一つ注文がある。これまで蓄積してきた政府統計はインターネットで永続的に公開してほしい。そして、まだインターネットで公開されていない統計データがあれば、必ず公開してほしい。税金を用いて蓄積してきた統計データが調査の打ち切りとともに、なくなってしまうようなことがあってはならない。

・経済センサス企画会議
http://www.stat.go.jp/info/kenkyu/e-census/kaigi.htm
・統計センターの役割・業務等の在り方に関する研究会
http://www.stat.go.jp/info/kenkyu/center/index.htm
・統計制度改革検討委員会
http://www.keizai-shimon.go.jp/explain/progress/statistics/reform/
・経済社会統計整備推進委員会
http://www.keizai-shimon.go.jp/explain/progress/statistics/promote/