2006-06-30(Fri): OPACの入力率(2)

2006-06-21(Wed)の編集日誌「OPACの入力率」で徳島大学附属図書館の蔵書検索(OPAC)のデータ入力率が約70%に到達したことにふれ、

OPAC上で現在検索可能なデータが何パーセントあるのか、逆に何パーセントのデータを検索できないのか、といったデータベースのサイズを明示しているところはあるだろうか。

と記した。これに対し、滋賀医科大学附属図書館の赤澤久弥さんが京都大学附属図書館に入力例があることを教えてくれた。
京都大学附属図書館のOPACのページに「OPACの収録範囲」というリンクがある。これをクリックすると、「京都大学OPAC(オンライン目録)で検索できる図書」が表示され、京都大学の部局別の遡及入力率が明記されている。さすが京都大学附属図書館。

京都大学OPAC(オンライン目録)で検索できる図書
http://kensaku.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/hlp/japanese/coverage.html
京都大学OPAC
http://kensaku.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/

実際、蔵書数が100万点を超えるような図書館や蔵書が学内に点在するような図書館では、すべての蔵書について遡及入力が完了しているとは思えないのだが、すでに遡及入力を完了している大学図書館があるのだろうか。海外の事例でもよいので、遡及入力の完了例があれば、ぜひ知りたい。引き続き、情報をお寄せいただければ幸い。

2006-06-21(Wed)の編集日誌「OPACの入力率」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060627/1151344633