2006-08-09(Wed): 研究コミュニティーのインターネット上での展開

筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター知の伝達基盤研究部門の2003年度の研究計画に「研究文化交流を目指した知的コミュニティシティの構築」が掲げられていることを知る。

研究コミュニティが集合することの意義と有効性を検証し、知識伝達モデルのシミュレーションを行うために、インターネット上で多様に展開される(主に個人的な)研究コミュニティを誘致し仮想的なシティを構築する(イメージとしてはYahoo! GeoCitieshttp://www.geocities.co.jp/)とアリアドネhttp://ariadne.ne.jp/)をミックスした形式で、知的コミュニティシティ(KCC)に入居する住民(コミュニティ)にはあるページ(区画)を割り当て、そこで研究コミュニティでのホットな情報を提供する。KCCの市長はコーディネータとして、相互の交流を図る)。

興味深い。いまやインターネットの世界は検索エンジンに一辺倒になっているような感じがするが、私にはコミュニティーのほうがはるかに秘める可能性が大きいと思える。
他に同様の研究課題を掲げている事例をご存知の方、ご教示ください。

筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター知の伝達基盤研究部門
http://www.kc.tsukuba.ac.jp/div-comm/
筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター
http://www.kc.tsukuba.ac.jp/