2006-08-18(Fri): デジタルアーカイブとしての大学図書館

デジタルアーカイブの構築と運用―ミュージアムから地域振興へ (文化とまちづくり叢書)
デジタルアーカイブ白書〈2005〉

artscapeで笠羽晴夫さんが「デジタルアーカイブとしての大学図書館」を二回に渡って論じている。特に「大学図書館のさまざまな魅力」で論じられている人的資源と資金の継続性の問題、初心者向けのサイト設計の必要性には強くうなずく。なお、笠羽晴夫さんは解散したデジタルアーカイブ推進協議会の元事務局長で同会による『デジタルアーカイブ白書』の刊行を主導するなど、デジタルアーカイブの専門家の一人。著書『デジタルアーカイブの構築と運用』(水曜社、2004年)は、学術コンテンツの制作にあたる方の必読図書だろう。

・笠羽晴夫「いま大学図書館では」(artscape、2006-07)
http://www.dnp.co.jp/artscape/artreport/hyakkei/0607.html
・笠羽晴夫「大学図書館のさまざまな魅力」(artscape、2006-08)
http://www.dnp.co.jp/artscape/artreport/hyakkei/0608.html
・『デジタルアーカイブの構築と運用』(水曜社、2004年、1575円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880651397/arg-22/
・『デジタルアーカイブ白書 2005』(デジタルアーカイブ推進協議会、2005年、2700円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887523467/arg-22/