2006-09-18(Mon): 日本社会心理学会2日目@東北大学

参加している共同研究のポスター発表に参加。明らかに会場内で一番盛況だったように思える。関心を持っていただけてよかった。発表を共同研究を進める先生方が行ったが、背景となる情報のフォローを適宜行えたので、やはり参加してよかった。
その後は他のポスター発表や口頭発表を聞く。ポスター発表では東京経済大学の川浦康至さんが指導する大学院生の方々の取り組みがいずれも興味深かった。また、口頭発表では杉谷陽子さん、星本麻亜沙さんの取り組みに関心を惹かれた。いずれの方も修士課程で本格的に研究に取り組み始めたばかりであるだけに、今後どのように研究が進んでいくのか、大いに楽しみ。日本社会心理学会は大学院生に積極的に発表の機会を与えているようで、好印象。
ところで、やはり研究に取り組む以上は、大学院に入学した時点で個人サイトを持つべきではないか、と思いを新たにした。研究内容に関心を持ったとき、個人サイトがあると、その方の研究内容を深く知ることができることは大きな魅力だ。大学院入学時点であれば、卒業論文、研究計画書と最低二つはウェブで公開できる素材を持っているはず。ぜひ、現在修士課程に在籍している大学院生の方々には個人サイトを公開してほしい。企業で働く身からすれば、個人サイトがあることで共同研究の提案や就職の打診など、大学院生にとっての機会や選択肢は確実に増すと思う。週明けの火曜日に大阪大学で「インターネットによるアウトリーチ活動の過去と未来:ウェブから学術情報を発信する実践講座」という講演を行うが、今日考えたことはその際にも述べてみよう。

・杉谷陽子さん
http://home.h00.itscom.net/sugitani/
・星本麻亜沙さん
http://www-socpsy.l.u-tokyo.ac.jp/hoshimoto/
・第8回科学技術コミュニケーションデザインセミナー「インターネットによるアウトリーチ活動の過去と未来:ウェブから学術情報を発信する実践講座」(於・大阪府大阪大学吹田キャンパス、2006-09-20)
http://cscd.osaka-u.ac.jp/activity/index.php?id=47
http://cscd-stc.weblogs.jp/blog/2006/08/post_92b8.html
・2006-09-17(Sun)の編集日誌「日本社会心理学会1日目@東北大学
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060920/1158717559