2006-09-30(Sat): 旧帝大・旧制高校の街

旧帝国大学旧制高校の存在は、その都市の発展にどのような影響を与えたのだろう?

七帝大や旧制高校ナンバースクールが置かれた街のほとんどを訪れたことがある。東京は別として他の都市には、たとえば、

・コンパクトだが、不足感のない都市。
・モダーンさを感じる洋食店や喫茶店
・根強い支持を集める地元限定の書店。

といった類似点を感じる。最近はご当地ラーメンが盛んなのでわかりにくくなってしまったが、独特のラーメン文化があるともいえるか?(しかし、ラーメンは典型的な戦後の食文化か?) あとは地元のパン屋の腕がいいとか?

もっとも、どこも幕末まで大藩の城下町や幕府の直轄地であったという事情もあるか。元々、経済力や文化度が高かったともいえるはず。特に明確な仮説や結論を持っているわけではないのだが、最近立て続けに仙台と京都を訪れたので、旧帝大旧制高校の存在はその地域の発展にどのようなインパクトを持ったのだろうか?と考えた次第。すでにどなたかが研究していそうなテーマだが、おススメの本があれば教えていただきたい。

お昼は『インターネットの思想史』、『起源のインターネット』の著者・喜多千草さんと会食。

喜多千草さん
http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_inf/tp/staff/s_ckita.html
・KITA LAB NET
http://www.res.kutc.kansai-u.ac.jp/~ckita/
・『インターネットの思想史』(青土社、2003年、2310円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791760212/arg-22/
インターネットの思想史
・『起源のインターネット』(青土社、2005年、2520円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479176191X/arg-22/
起源のインターネット