2006-10-06(Fri): 弾力化とその後

10年ほど前に大学設置基準の弾力化・大綱化が叫ばれ、併行して一部の有力大学では大学院大学化が進められた。結果、社会人入学の拡大や専門職大学院の設置など、各地の大学で様々な取り組みが実施・実現されている。
だが、その後のケアはどうなっているだろうか。特に学生に対しての……。こういう懸念に対して一つ朗報をみつけた。

国立大学法人12大学大学院社会人学生の転入学要項設置について
http://www.eco.saitama-u.ac.jp/GS/admission/tennyuugaku.html

在職中の社会人学生が転職や転勤により、通学が不可能となった場合、新たな勤務地にある大学で転学を受け入れていくという。実施校は以下の通り。

小樽商科大学商学研究科
福島大学経済学研究科
埼玉大学経済科学研究科
横浜国立大学国際社会科学研究科
富山大学経済学研究科
信州大学経済・社会政策科学研究科
・滋賀大学経済学研究科
和歌山大学経済学研究科
山口大学経済学研究科
香川大学経済科学研究科
長崎大学経済学研究科
大分大学経済学研究科

ぜひ、この輪を広げていってほしい。