2006-11-16(Thu): 「情報の科学と技術」に「Web2.0時代の図書館−Blog, RSS, SNS, CGM」が掲載

『情報の科学と技術』56-11(情報科学技術協会、2006-11-01)に「Web2.0時代の図書館−Blog, RSS, SNS, CGM」が掲載された。

・「Web2.0時代の図書館−Blog, RSS, SNS, CGM
http://www.infosta.or.jp/journal/200611j.html#2
・『情報の科学と技術』
http://www.infosta.or.jp/journal/journal.html
情報科学技術協会
http://www.infosta.or.jp/

今年の5月23日(火)に情報科学技術協会の第49回総会で行った講演の内容を敷衍してまとめたものだが、実質的に新たに書き下ろした形になっている。

・2006-05-23(Tue)の編集日誌「情報科学技術協会で講演「Web2.0時代の図書館 −Blog, RSS, SNS, CGM」」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060524/1148479819

講演では、利用者のプライバシー保護を理由に図書館の方々から強い反対意見もいただいたが、

2006-05-24(Wed)の編集日誌「講演「Web2.0時代の図書館 −Blog, RSS, SNS, CGM」の補足」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060526/1148575117
・2006-09-13(Wed)の編集日誌「「情報の科学と技術」の特集「価値観の交差点」に総論「価値観の交差点」が掲載」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060914/1158171024

で述べた反論を補強し、自説をあらためて展開するものとなっている。Web2.0という言葉を冷笑的にみる向きもあるだろうが、まずはご一読いただければうれしい。

と思っていたら、早速反応があった。[本]のメルマガの第267号(2006-11-15)に掲載された田圃兎さんの連載「図書館の壁の穴」の第11回「図書館とオンライン書店」で言及していただいている。

これを「良い考えだ!」と自画自賛気味に思っていたら、「情報の科学と技術」誌の最新号で、ACADEMIC RESOURCE GUIDE主催の岡本真氏が、貸出記録の活用について既に書いておられた。
そちらはかなり詳しく説明されているので、興味のある方は是非ご一読を。

・[本]のメルマガ第267号(2006-11-15)
http://back.honmaga.net/?eid=546157
・[本]のメルマガ
http://www.honmaga.net/

ありがとうございます、田圃兎さん。逆に田圃兎さんの記事は図書館関係者の立場からの発言として非常にインパクトがある。こちらもぜひご一読をおすすめしたい。