2007-06-17(Sun): 鴨川納涼床の提灯

今日から京都に来ている。

四条から三条まで鴨川沿いを歩いて気になったのが、「鴨川納涼床」「京の夕涼み」と書かれた提灯。納涼床を設けている店には、すべてこの提灯がかかっているようだ。別々の店ではあるが、「鴨川納涼床」という点で一致して、統一されたプロモーションをしているわけだ。当然といえば当然のプロモーション方法だが、たとえば機関リポジトリの普及に活かせる方法かもしれない。

・鴨川が見える店(京都鴨川納涼床協同組合)
http://www.kyoto-yuka.com/

最近、誤解されているかもしれないと思わないでもないので念のために補足。私はいまのところ、ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)の活動においては、機関リポジトリを推進する立場というわけではない。また、図書館を特別視して、おこがましくいえば救いたいわけでもない。自分にとっていまのところ一番エキサイティングなのは、やはり研究者の個人サイトであることに変わりはない。もちろん、機関リポジトリや図書館を敵視しているわけでもない。とても単純化していえば、

・(研究者の)個人サイト > 図書館 > 機関リポジトリ

という関心の持ち方をしていて、個人サイトの世界だけで太陽くらいの大きさがあると思っているのだ。図書館や機関リポジトリが自分にとって土星木星くらいの大きさなのか、あるいはその衛星くらいの大きさなのか、あるいは太陽や太陽系外の恒星ほどの大きさがあるのかはまだよくわからない。