岡山大学附属図書館、サイトをリニューアル
岡山大学附属図書館がサイトをリニューアルした(2007-05-25)。今回リニューアルされたのは、トップページで、
- 蔵書検索はトップページから検索可。
- 毎月1日に前月にWeb of Scienceに登録された本学論文を表示。
- コンテンツの内容ごとに区画を整理。
という変更が加えられた。
ようやく一般化してきた蔵書検索(OPAC)のトップページへの配置が、岡山大学附属図書館でも取り入れられたのはなによりだ。デザインはおそらく外部の業者に委託したと思われるが、ページ上部に置かれたFlash画像が大きすぎるのではないか。大学図書館のサイトの主たる利用者は、繰り返し使う学生や教員であることを考えると、ページの上部にプロモーション用のスペースを多くとりすぎると使い勝手が低下するだろう。また、図書館サイトの新着情報がJavaScriptによって次々で表示されるようになっているが、これも意味がある機能だろうか。新着情報は前回アクセスした時以降の情報を知るためのものであり、利用者一人ひとりによって必要とする情報が異なる。それにも関わらず、新着情報を一律に流すことはかえって利便性を落としているのではないか。
なお、今回気がついたが、OPACにまだ入力されていない書誌データをカード目録から検索できる岡山大学カード目録検索システムが公開されている。
・岡山大学附属図書館
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学附属図書館の過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.lib.okayama-u.ac.jp/
・「図書館ホームページ(トップページ)を更新」(岡山大学附属図書館、2007-05-25)
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/h_2007_06_01a.htm
・岡山大学カード目録検索システム
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/oldopac/
・「福井大学附属図書館、目録カード検索システムを公開」(新着・新発見リソース、2006-05-03)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060503/1146660747