2007-07-11(Wed): 札幌市立大学附属図書館のサイトはクリエイティブ・コモンズに準拠

札幌市立大学附属図書館
http://www.lib.scu.ac.jp/

トップページの左のほうにクリエイティブ・コモンズへの準拠を示すロゴがある。大学図書館のサイト、いや図書館のサイトでクリエイティブ・コモンズに準拠しているケースは初めてみた。原著作者のクレジット表示と、二次的著作物の同一許諾条件下での頒布を条件に

  1. 札幌市立大学附属図書館サイトの複製、頒布、展示、実演
  2. 札幌市立大学附属図書館サイトからの二次的著作物の作成

が可能となっている。図書館長に武邑光裕さんを迎えているからだろうか、あるいは図書館員の主体性によるものだろうか。念のため補足しておくと、武邑光裕さんはデジタルアーカイブなどに取り組む情報・メディア系が専門の研究者である。

・『記憶のゆくたて−デジタル・アーカイヴの文化経済』(武邑光裕著、東京大学出版会、2003年、3990円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4130634526/arg-22/

札幌市立大学附属図書館のサイトでも、

・ハイパーライブラリーへの断章
http://www.lib.scu.ac.jp/column/

というコラムを連載している。過去の掲載内容は以下の通り。

  1. ムンダネウムをめぐって(2006-09-22)
  2. 情報科学から見た図書カード(2006-09-22)
  3. 美術館・博物館の記憶(2006-09-22)
  4. デジタル情報の宇宙(2006-09-22)
  5. 記憶の地図をめぐって(2006-09-22)

不定期連載と断られてはいるが、途絶しているようだ。ぜひ再開してほしい。

札幌市立大学附属図書館
http://www.lib.scu.ac.jp/