2007-07-20(Fri): 脇田建さんによる宮川繁さん(MIT)講演会のレポート

7月13日(金)に
東京工業大学学術国際情報センターGSIC講演会「OCW オープンコースウェア をめぐる世界の最新事情」という講演会が東京工業大学大岡山キャンパスで行われたらしい。知らなかった、ショック……。

東京工業大学学術国際情報センターGSIC講演会「OCW オープンコースウェア をめぐる世界の最新事情」
http://www.dme.gsic.titech.ac.jp/ocw/
・Shigeru Miyagawa
http://web.mit.edu/miyagawa/www/

しかし、脇田建さん(東京工業大学)がブログで詳細をレポートしてくれている。ありがたい。

・「各国の様子」(シャイな計算機科学者の独り言、2007-07-14)
http://d.hatena.ne.jp/kwakita/20070714/1184423604

脇田さんのレポートを読むと、各国でOCWがずいぶんと進展していることがよくわかる。特にイギリスの事例として紹介されているThe Open UniversityOCWには感心する。

・LearningSpace
http://openlearn.open.ac.uk/
・The Open University
http://www.open.ac.uk/

The Open UniversityOCWへの取り組みは、

・「英Open University、無料のeラーニングコースを開始」(マイコミジャーナル2006-10-27
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/10/27/002.html
・「The Open University launches OpenLearn: Wednesday, October 25」(The Open University2006-10-26
http://www.open.ac.uk/openlearn/news/news-full.php?id=10395

にも詳しいが、いわば日本の放送大学に相当すると考えていいだろう。

放送大学
http://www.u-air.ac.jp/

放送大学については、これまで何度か記事にしている。

・「放送大学のラジオ教材のインターネット配信に期待する」(編集日誌、2006-02-18
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060219/1140345095
・「国会質問「放送大学のラジオ教材のインターネット配信」」(編集日誌、2006-04-11
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060417/1145205294

放送大学の場合、教材はすべて教科書として執筆され、放送大学教育振興会から刊行されている。この教科書とテレビ科目、ラジオ科目のすべてを電子化して、インターネットで発信できないものだろうか。

放送大学教育振興会
http://www.ua-book.or.jp/