2007-07-23(Mon): 「メディア・イノベーションの衝撃」刊行記念シンポ「検証・ネットは参院選に影響を与えたか」
・「岡村久道著『情報セキュリティの法律』と『メディアイノベーションの衝撃』」(編集日誌、2007-07-18)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070722/1185030766
で紹介した
・『メディアイノベーションの衝撃−爆発するパーソナル・コンテンツと溶解する新聞型ビジネス』(橋場義之・佐々木俊尚・藤代裕之共編、日本評論社、2007年、2835円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4535585008/arg-22/
だが、刊行記念シンポジウム「検証・ネットは参院選に影響を与えたか」が開催されるという。以下、案内を転載。
情報ネットワーク法学会・デジタルジャーナリズム研究会では「メディア・イノベーションの衝撃 爆発するパーソナル・コンテンツと溶解する新聞型ビジネス」の刊行を記念したシンポジウム「検証・ネットは参院選に影響を与えたか」を参院選翌日の7月30日午後6時30分から上智大学で行います。
【概要】
「メディア・イノベーションの衝撃」(7月23日発売)は、昨年の5月にスタートした研究会の連続討論をまとめたものです。ジャーナリスト、研究者、ブロガー、マーケターら延べ30人以上が参加して60時間以上にわたり、インターネットの登場によるメディアの変化、Google登場の意味、集合知やネット世論の操作などについて討論したものです。今回の刊行記念シンポジウムは、現在行われている参院選の投票翌日に行います。選挙結果を踏まえつつ、選挙とインターネットの関係について、ネットでの取り組み、ネット世論、新聞・テレビなどの既存メディアとネットの関係について議論する予定です。
- モデレーター(司会):
- 橋場義之上智大学教授
【会場】
上智大学四谷キャンパス7号館14階特別会議室
受付開始は18時00分からです。
http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya【参加費】
500円(会場費として。大学生・大学院生は無料)【詳細】
http://www.future-planning.net/x/modules/eguide/event.php?eid=45
以下は、シンポジウムの元となる『メディアイノベーションの衝撃』の目次。
・第1章「ネット時代の“ジャーナリズム”とは何か」
・第2章「ネットの“妄想”が増幅される装置」
・第3章「市民ジャーナリズムは根付くのか」
・第4章「衰退するミドルメディア」
・第5章「“グーグル・ジャーナリズム”の危険性」
・第6章「“ボット”が世論を誘導する」
・第7章「裸でネットにさらされる個人」
・第8章「メディアのファイナンス構造はどうなる」
・第9章「新しい“メディアの天地"に向けて」
ぜひ多くの方々に参加してほしい。
・『メディアイノベーションの衝撃−爆発するパーソナル・コンテンツと溶解する新聞型ビジネス』(橋場義之・佐々木俊尚・藤代裕之共編、日本評論社、2007年、2835円)
http://www.digitaljournalism.jp/
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4535585008/arg-22/