東京大学附属図書館、「甲州法度之次第」画像データベースを公開
東京大学附属図書館が「甲州法度之次第」画像データベースを公開した(2007-07-20)。「甲州法度之次第」は、戦国大名の武田信玄が制定した武田氏の家法で喧嘩両成敗を定めていることで知られる。
喧嘩事不覃是非可加成
敗但雖取懸於令堪忍輩者
不可處罪科然而以贔屓
偏頗令合力族者不論理非
可為同科若不慮犯殺害刃
傷者妻子家内之事者不可有
相違仍犯科人令逐電者
縦雖為不慮之儀先召置妻子
於當府可相尋子細也
今回電子化されたのは法学部法制史資料室所蔵本で、「甲州法度之次第について」に新田一郎さんがテキストとしての来歴をまとめている。画像の表示にはiPallet/Limeを使っており、ページ右下にある「硝子ビュー」を押すと、原文に上乗せする形で翻刻を表示できる。また、ページ右上の「翻刻を表示」をクリックすると、翻刻がテキスト表示される。
・「甲州法度之次第」画像データベース
http://rarebook.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/koshu/
・「「甲州法度之次第」画像データベースの公開」(東京大学附属図書館、2007-07-20)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/fuzokuto_07_07_20.html
・東京大学附属図書館
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/