2007-10-20(Sat): 京都での1日

市内の大学を廻り、最後に京都国立博物館で開催中の「特別展覧会 狩野永徳」に足を運ぶ。「唐獅子図屏風」(東京・三の丸尚蔵館)、「聚光院障壁画」(京都・聚光院)、「洛中洛外図」(米沢・米沢市上杉博物館)といった国宝作品をはじめ、狩野永徳やその縁者の作品を鑑賞。各地から作品を集めた催しで、狩野永徳の作品が一堂に会するのは初めてという。狩野永徳が作品を描いたのは京都とされている。それが400年の歳月の中で点々と持ち主を変え、現在では各地に点在して収蔵されていることが興味深い。こういった作品の来歴を含んだデータベースがあると面白いのだが……。文化遺産オンラインの今後の改善に期待しよう。

・特別展覧会 狩野永徳
http://eitoku.exh.jp/
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/071016/tokubetsu.html
京都国立博物館
http://www.kyohaku.go.jp/
文化遺産オンライン
http://bunka.nii.ac.jp/
・「金・土は滋賀・京都へ」(編集日誌、2007-10-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071018/1192659470

ついでにもう一つ。たまたまチラシを手にしたが、関西には関西文化の日というのがあり、この日は2府7県の300以上の美術館・博物館で常設展の入場が無料になるという。今年の関西の日は11月17日(土)、11月18日(日)。

関西文化の日
http://www.kansaibunka.com/