2007-10-26(Fri): ブログまとめ読み−図書館総合展への学生参加、寄付による大学財務、ウェブ時代にける新聞報道の責任所在

惜しむらくは平日開催だから学生の大半は聞きに行けない、ってことだよなー。
実に勿体ない。
興味のある人だったら絶対聴いて損はないのに。
っつーか、むしろ「知識情報・図書館学類」って名乗るくらいだったら図書館総合展と6月のNIIオープンハウスの2つくらいは授業全部休講にしてでも学生参加させた方がいいんじゃないか、とか。
休講は無理でも参加してくれば公欠扱い、とか。

・「図書館総合展が楽しそう過ぎる件について」(かたつむりは電子図書館の夢をみるか、2007-10-25
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20071025/1193326445

確かにその通り。たとえば、参加報告レポートの提出で出席扱いとみなすといったことができるはず。そういう扱いをしている大学はないのだろうか。また主催者側も学生の存在をもっと重視していいだろう。図書館学を学ぶ学生が一堂に会せるようなイベントを催してもいいのではないか。図書館総合展は結局はビジネスショーではあるが、それならばいっそビジネスの視点から将来市場を担うであろう学生に投資することも考えるべきではないか。


・「寄付で大学財務をいかに強化するか?:東大大総センターシンポジウム」(NAKAHARA-LAB.NET、2007-10-24)
http://www.nakahara-lab.net/blog/2007/10/post_1042.html

で知った

2007-12-07(Fri):
東大−野村大学経営フォーラム「寄付募集を通じた大学の財務基盤の強化」
(於・東京都/東京大学本郷キャンパス鉄門記念講堂)
http://www.he.u-tokyo.ac.jp/2007/10/post_47.html

が興味深い。大学の財務基盤に限らず、寄付という仕組みの可能性をつらつらと考えている。

しかし人の頭に記憶されてしまったものは消えない可能性は高いし、ブラウザキャッシュやウェブ魚拓など、記録が残ってしまう可能性もある。そう考えると、自分たちの発信する記事内容そのものの完全な同期が実現できたとしても、それで新聞の社会的責任が果たされたとは考えられない。人々があやまって個人情報を流出させるのと同様、新聞の流したネガティブ情報もまた、もし間違っていても訂正のきかない形で流れていくのだと考え、それを前提に報道のあり方を考えるべきだろう。

・「記事の引用、保存期間」(ICHINOHE Blog、2007-10-25
http://shinyai.cocolog-nifty.com/shinyai/2007/10/post_82ac.html

一戸信哉さんの指摘にうなずくところ多し。