労働政策研究・研修機構(JILPT)、「有識者コラム−労働政策研究とJILPTの役割」を公開
労働政策研究・研修機構(JILPT)が「有識者コラム−労働政策研究とJILPTの役割」を公開した(2007-10-31)。公開当初は森永卓郎さんのコラムだけが掲載されていたが、さらに3本が追加されている。現在公開されているコラムは以下の通り。
- 森永卓郎「継続的な調査研究が重要」
- 山田久「労働研究の「メッカ」、「ハブ」としての機能を」
- 木村文勝「長期的視点、中立的視点で労働政策研究の中核機能を」
- 荻野勝彦「客観的で正確な情報の提供こそが使命」
このコラムの開始はサイトに記されている次の一文からみてとれるように、独立行政法人としての存否が問われている労働政策研究・研修機構(JILPT)からの一種の反論だろう。
このたび、独立行政法人のあり方が厳しく問われている中で、労働政策研究に求められるもの、労働政策研究において当機構が果たすべき役割等について、各界の有識者、学識者の皆さまから当機構に対する忌憚のないご意見、ご批評をお寄せいただきます。
独立行政法人がこのような企画を行うことには賛否両論あるだろうが、私は積極的に支持したい。自らの存否に関わる議論が続いているさなかだからこそ、当事者がこのような企画を通して自らの存在意義を問うことには意味がある。
・有識者コラム−労働政策研究とJILPTの役割
http://www.jil.go.jp/seisaku/
・労働政策研究・研修機構(JILPT)
http://www.jil.go.jp/