2007-12-22(Sat): 「図書館法改正」というテーマでのワークショップ

・「図書館法 改正」(丸山高弘の日々是電網 The First.、2007-12-17)
http://maru3.exblog.jp/6570792/

を読んだときに書こうと思ったのだが、その後の盛り上がりをみてつい後回しになってしまっていた。その後の議論の盛り上がりについては、自分も細かく追ってないのだが、

・「図書館は有料化すべきか論+日本では公共図書館の意義はあるのか論。現在のまとめ」(図書館情報学を学ぶ、2007-12-20
http://d.hatena.ne.jp/kunimiya/20071220/p1

に詳しくまとめられているようだ。

さて、一回、「図書館法改正」というテーマでワークショップをしてみたい。図書館を論じる場合、シンポジウムやパネルディスカッションをするよりも、実は聴衆も含めて、図書館法の改正案をまとめてみるといいのではないか。1日がかりになるだろうが、半日かけて各自で改正案を考え、その上でグループワークで議論し、最終的に一つの改正案にまとめてみるという構成はどうだろう。もちろん、事前に各自の改正案をまとめておくのも一手だが、あくまで改正案づくりは手段に過ぎないので、その場で集中して現行法への赤入れから始めたほうがおもしろい。そのときの注意点としては、司書課程で図書館法を講義している大学教員をコメンテーターといった立場で招かないこと。そういう経験や立場の方がまざると、おそらくつまらない結果になる。ねらいはあくまで図書館法改正という問題設定をすることで、図書館の役割を考え直すことにある。そういうワークショップを企画してみようという方はいないだろうか。たとえば、図書館総合展の催しとしてもおもしろいだろう。

・図書館法(法令データ提供システム)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO118.html
・「図書館総合展の関係者と歓談」(編集日誌、2007-11-22
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071203/1196614089
・「第10回図書館総合展に向けて−ささやかな願い」(編集日誌、2007-11-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071113/1194907239