2008-02-21(Thu): ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都を開催
しつこく何度もふれていたACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都を無事開催できた。
参加者は以下の通り20名(敬称略)。参加者のみなさんのご了解を得てここに掲載しておく。
- 林賢紀(農林水産研究情報センター)
- 大場利康(国立国会図書館)
- 當山日出夫(立命館大学)
- 吉川直樹(京都府立総合資料館)
- 村上浩介(国立国会図書館)
- 上山卓也(国立国会図書館)
- 堤恵(国立国会図書館)
- 呑海沙織(京都大学附属図書館)
- 喜多千草(関西大学)
- 筑木一郎(京都大学附属図書館)
- 師茂樹(花園大学)
- 赤澤久弥(京都大学附属図書館)
- 兼松芳之(国立国会図書館)
- 福林靖博(国立国会図書館)
- 井上真琴(同志社大学図書館)
- 夏井高人(明治大学)
- 嵯峨園子(ソシオメディア)
- 小峯敦(龍谷大学)
- 渡辺靖彦(龍谷大学)
- 岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE)
私自身も初めてお目にかかる方もいらっしゃったのだが、これまでウェブでやりとりしていたこともあり、すぐにう打ち解けることができた。しかし、驚き感心したのは、参加した方々のコミュニケーション力の高さだ。参加者自体が多かった国立国会図書館や京都大学附属図書館の方々であっても、他の参加者の半数は初対面であったと思う。人によっては、私以外とはまったくの初対面という方もいたことだろう。それにも関わらず、乾杯からものの30分ですっかり盛況になっていた。真面目な話、自分は結構シャイなほうなので、つくづく感心した次第。
オフ会と銘打っての集まりは初めてのこと。呼びかけた当初は参加してくださる方がいないのではないか?と不安な気持ちが強かった。そこで反則と思いつつも、手元の名刺データベースから京都近辺に在住・在勤の方々を洗い出し……。来ていただけそうな方々に強制的なお誘いメールを出しておいたのだ。お誘いに応えてくださった方々のご厚情に感謝。そして、率先して参加表明してくださった方々に感謝。
今回のオフ会の開催にあたって、次のような一文を書いている。
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)を通して、様々な方々と知り合うことができた。その方々のバックグラウンドは実に多様だ。京都方面に限って考えてみても、国立国会図書館関西館がある関係上、図書館関係者が多いのは当然として、研究者であれば神学、遺伝学、仏教学、言語学、心理学、文学、歴史学、法学、社会学、コンピュータサイエンス、図書館学、医学、サイエンスコミュニケーションと様々な分野に広がっている。図書館員や研究者以外にも、印刷会社や出版社にお勤めの方もいれば、主婦の方やリタイア世代の方もいる。
これらの分野や領域には何のツナガリもないようにみえるが、私とつながっているということ、つまりACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)のような媒体に関心をお持ちであるということを通して、実はそこにはツナガリがある。ただ、まだそのツナガリが見えていないのだ。オフ会はそのツナガリの存在を互いに合い知る機会になればいい。有用な情報を掲載するメディアとしてACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)が評価されることもうれしいが、それ以上にうれしいのは、まだ見ぬ誰かと誰かが出会っていく媒介としてACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)が重宝されることだ。
あなたが読んでいるメルマガ/ブログはこんな人も読んでいます。当日はこんな感慨を持てる機会になればと願っている。
・「オフ会をめぐる妄想−あなたが読んでいるメルマガ/ブログはこんな人も読んでいます」(編集日誌、2008-02-03)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080204/1202054732
今回のオフ会は参加してくださった方々の間に、きっと新たなツナガリを生み出しただろう。その新たなツナガリがどのように発展していくのか、いまはそれが非常に楽しみだ。
さて、今回の盛会に気をよくして、次はぜひ創刊10周年を記念して関東圏でオフ会をやろうと思う。ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)の創刊は1998年7月12日。前日に創刊準備号を発行しているので、厳密には誕生が1998年7月11日で創刊が1998年7月12日となる。今年2008年の7月中旬には、必ずオフ会を開催するので参加してみようという方々は、夏休みの予定を立てる際に念頭においていただけると幸い。