2008-03-12(Wed): 一橋大学・九州大学でのセミナーと記録の作成・公開・共有

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当日講演した赤間道夫さんのブログ経由で知ったのだが、先日開催された

2008-02-21(Thu):
一橋大学機関リポジトリ・シンポジウム「ウェブ時代と学術コミュニケーションのゆくえ−人文・社会科学系研究成果の情報発信の新しい可能性」
(於・東京都/一橋大学国立キャンパス マーキュリータワー)
http://www.hit-u.ac.jp/function/outside/news/2008/0124.html

の報告が一橋大学のサイトで公開されている。

・「一橋大学機関リポジトリ・シンポジウムを開催しました」(一橋大学、2008-02-27)
http://www.hit-u.ac.jp/function/outside/news/2008/0227.html
・「一橋大学機関リポジトリ・シンポジウム(続報)」(akamac book review、2008-03-11)
http://d.hatena.ne.jp/akamac/20080311/1205245890

・「2月の注目イベント」(編集日誌、2008-01-28)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080130/1201620004

で記したように、この催しには注目していたうえ、自分自身はあいにく

・「ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都を開催」(編集日誌、2008-02-21)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080224/1203815541
・「第4回レファレンス協同データベース事業参加館フォーラムで講演」(編集日誌、2008-02-22)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080224/1203815540

と重なってしまい参加できなかっただけにありがたい。ちなみに同じ日に

2008-02-21(Thu):
九州地区機関リポジトリ・ワークショップ「文系研究成果の情報発信に向けて」
(於・福岡県/九州大学箱崎・工学部大講義室)
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/events/20080221.html

も開催されており、「人文・社会科学系」「文系」というキーワードが機関リポジトリとどのように結びついていくのか、気になるところだ。こちらも九州大学による開催報告を期待したい。

ところで、このようなセミナーの開催記録がもう少しウェブに出てきてほしい。感心するのは、東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座(BEAT)による公開研究会「BEAT Seminar」だ。

・BEAT Seminar
http://www.beatiii.jp/seminar/

毎回、非常に詳しい開催報告が掲載されている。講演やセミナーをやったらやりっぱなしにするのではなく、その際にどのような報告が行われ、どのような議論があり、今後に向けてどのような課題が洗い出されたのかなど、記録を作成し公開し共有してほしい。記録の作成・公開・共有が進めば進むほど、その催しの持つ意義やインパクトも大きくなるはずだ。