2008-03-11(Tue): 「先例集」はウェブで公開してしまえばいいのに

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リクルートのフリーペーパー「R25」の記事

・「国会の常識をつくる「先例集」の中身とは?」(R25、2008-03-06)
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10001000/1112008030602.html

で知ったが、日本の国会の衆参両院には「衆議院先例集」「衆議院委員会先例集」「参議院先例録」「参議院委員会先例録」というものがあるらしい。

500ページ以上もある辞書のように分厚い書物で、120年近くまえ、なんと明治23年の第1回帝国議会から脈々と編まれてきたものだという。

これはすごい資料だ。日本の議会制度の運営実態を知る上で有用なものなのだろう。現在は両院の事務局が書籍として発行しているらしいが、ぜひ両院ともサイトで公開してほしい。ちなみに先例集については、参議院のサイトには少し詳しい記述があるが、衆議院のサイトでは上記の書籍の案内しか掲載されていない。

衆議院 - 会議録等刊行物の閲覧及び購入案内
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/tetuzuki/kanko.htm
参議院 - 議院規則と先例
http://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_column/kisokusenrei.htm
衆議院
http://www.shugiin.go.jp/
参議院
http://www.sangiin.go.jp/