2008-05-08(Thu): システムとしてみた機関リポジトリ

screenshot

katz3さんが、

・「分相応なシステム」(図書館断想、2008-05-06)
http://d.hatena.ne.jp/katz3/20080506
・「ブクマコメント返信と『学術コミュニケーションにおける著作権問題』」(図書館断想、2008-05-07)
http://d.hatena.ne.jp/katz3/20080507

を書いている。こういう意見はもっと表に出てきてほしい。

確か、

・「学術情報流通の「これまで」と「これから」−大学図書館に「みえるもの」と「みえないもの」」【PPT】(私立大学図書館協会東地区部会2007年度第2回研修会、2007-11-29、於・東京理科大学
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/doc/jaspul_east(20071129).ppt
・「私立大学図書館協会東地区部会研修会で講演」(編集日誌、2007-11-29)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071203/1196614151

の際に質疑応答の中で、私もシステムとしてみた機関リポジトリについて一言述べた記憶がある。自分自身は機関リポジトリを開発・運用する立場にないので、DSpaceに限らず、機関リポジトリソフトの使いやすさや扱いやすさの程度はよくわからない。だが、そもそも利用者の立場からすると、仮にデータがため込まれていることが重要と考えても、いまの機関リポジトリはどれも使いにくくてしょうがない。その使いづらさはたとえていえば、OPACと同じようなものではないだろか。

ともあれ、機関リポジトリの開発・運営に携わっている方々は、実際のところ、どのように考えているのだろうか。詳細は未定だが、国立情報学研究所(NII)が、

2008-06-12(Thu)〜2008-06-13(Fri):
平成19年度CSI委託事業報告交流会
(於・東京都/学術総合センター
http://www.nii.ac.jp/irp/2008/04/19csi.html

を予定している。たとえば、こういう場で一度ざっくばらんに話題にしてみてはどうだろうか。