東京大学附属図書館と東京大学情報基盤センター、東京大学総合図書館旧蔵 朝鮮王朝実録 画像データベースを公開(公開日不明)
東京大学附属図書館と東京大学情報基盤センターが東京大学総合図書館旧蔵 朝鮮王朝実録 画像データベースを公開している(公開日不明)。
・東京大学総合図書館旧蔵 朝鮮王朝実録 画像データベース
http://gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/jitsuroku/
・東京大学附属図書館
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/
・東京大学情報基盤センター
http://www.itc.u-tokyo.ac.jp/
画像が電子化されている朝鮮王朝実録は、2006年7月に東京大学から国立ソウル大学校に移管された五台山本の47冊。李氏朝鮮のうち、1475年から1582年にかけての成宗、中宗、宣祖の3代の治世が記録されている。画像はJpeg形式とiPallet形式で提供されており、iPalletの場合は詳細なレベルまで画像を拡大できる。
・「朝鮮王朝実録の返還」(編集日誌、2006-07-19)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060723/1153587989
成立当時は全794冊あったとされる朝鮮王朝実録の五台山本だが、その後の亡失により現在では東京帝国大学から東京大学総合図書館に伝わり、国立ソウル大学校に移管された47冊と、国立ソウル大学校の奎章閣韓国学研究院に伝わった27冊を残すのみという。この27冊はすでに電子化され公開されているようだ。
・朝鮮王朝實録
http://e-kyujanggak.snu.ac.kr/sub_index.jsp?ID=JWS
いずれは日韓双方の電子化資料を一覧できるような仕組みが整い、現存する74冊を一望できるようになればと思う。