京都大学、サイトをリニューアル(2008-04-21)

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京都大学がサイトをリニューアルした(2008-04-21)。

京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/
京都大学の過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.kyoto-u.ac.jp/

京都大学広報委員会ホームページ企画専門部会長の美濃導彦さんの名義による

・「平成20年4月21日 京都大学ホームページをリニューアルしました。」(京都大学、2008-04-21)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/2008/news5/080421.htm

によれば、リニューアルまでには約1年間の作業期間を要しているという。また、今後の発展に向けた見通しが次のように語られている。

今回の更新では、全学の認証基盤との連携を見据えて、本格的なコンテンツマネージメントシステムであるPloneをベースにシステムを構築しました。全学認証が動き出せば、すぐに連携して、情報発信者がすぐに情報を書き込める体制を作っていこうと考えています。まだ、現状の情報発信のためのワークフローが整理されておらず、これからが正念場となります。関係各位には今後とも迅速な情報発信を目指した体制つくりを進めて頂きたいと思っています。

これまでのサイトはけっして優れたデザインと機能とはいえなかったが、リニューアルされた新しいサイトが大幅に改善されているともいえない。たとえば、トップページの上部に中段にある各種ニュースに関連する画像を掲載している。だが、画像とニュースの見出しの距離が離れているため、せっかくページの上部に置かれた画像の意味が理解しづらいのではないか。また、トップページの左側に比べて、右側はコンテンツが多く、左右で不均衡になっていることや、ニュースの各記事に移動した後、前後のニュースやニュースの一覧に移動しにくいことも気になる。

サイトは学術情報メディアセンターコンテンツ作成室が自作したもので、「シンプルで見やすいことを重視したデザイン」を謳っている。だが、必ずしも「使いやすさ」を保障するものにはなっていないようだ。もう一段の工夫を求めたい。