2008-06-11(Wed): H2O訪問記−京都富小路通三条上ル

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昨日のことだが、大向一輝さんにうかがっていた

・H2O
http://www.eaudesign.com/h2o/

を訪れてみた。同志社大学での講義が、2講時に京田辺キャンパス、5講時に今出川キャンパスという構成だったので、移動途中に立ち寄ってみた次第。

    

感想を一言にまとめれば、

自分もこのようなオフィスを持ちたい、このような空間で何かを催してみたい

ということ。

訪れた際は「ふるし、あたらし、うるし。−暮しの漆展」の開催中だったが、若い職人の方々の力作が押しつけがましくなく、かといってささやかであるわけでもなく、存在感を放っていた。塗り重ねられた漆の表面に覗き込んでいる自分の顔が映り込むのはなんともいえない感動がある。

路地の奥にあって、入るのにちょっと勇気がいる感じですが、入ってしまうとゆったりとした空間が広がっています。

・「ギャラリーH2O」(清澄日記、2008-05-02)
http://d.hatena.ne.jp/i2k/20080502/1209722767

京都の街中の、碁盤の目のその奥がどうなっているのかが見られる変わった場所だと思います

・「ふるし、あたらし、うるし。−暮しの漆展」(清澄日記、2008-06-03
http://d.hatena.ne.jp/i2k/20080603/galerie_h2o_urushi

という言葉通り、ギャラリーは通りから少し奥まったところにある。だが、細い道を潜り抜けていった先の空間の広がりには、なるほどこれが「碁盤の目のその奥」というものかと思うことだろう。京都を訪れる際にはぜひ一度訪ねてみてほしい。それだけの価値もそれ以上の発見も、きっとあるはずだ。