2008-07-12(Sat): 第1回ARGカフェを開催
しかし、10周年かARG…10年前って自分がちょうど中学1年の頃で、自宅にまだインターネットが開通していない頃だよ…凄いなあ…
・「ARGカフェに行って来るよ」(かたつむりは電子図書館の夢をみるか、2008-07-12)
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20080712/1215823432
という言葉に衝撃を受け、
これから、その歴史の節目の現場にたちあうことになる。
・「歴史の節目」(やまもも書斎記、2008-07-12)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2008/07/12/3623310
という言葉にプレッシャーを感じつつ、
2008-07-12(Sat):
第1回ARGカフェ「学術ウェブの10年を振り返る−ARGの10年と重ね合わせて」(岡本真)+ライトニングトーク
(於・東京都/THE SPACE OF AKIBA3021)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080629/1214751618
を開催しました。
プログラムを再掲しておきます。
- 第1部(15:00〜17:00)/会場:THE SPACE OF AKIBA3021
- 挨拶とショートスピーチ(15:00〜15:30)
- 岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG))
- 「学術ウェブの10年−ARGの過去・現在・未来」
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- ライトニングトーク/Lightning Talks(15:30〜17:00)
- 永崎研宣(山口県立大学)
- 「人文科学が直面した二つの課題−学術Webの10年を振り返って」
- 伊藤民雄(実践女子大学図書館)
- 「Directory of Open Access Journals in Japanの紹介」
- 當山日出夫(立命館グローバルCOE/Blogやまもも書斎記)
- 「デジタル・ヒューマニティーズ−自ら情報発信することの意味」
- 二村一夫(元 法政大学大原社会問題研究所)
- 「ウェブ本と活字本−そのメリット、デメリット」
- 三中信宏(農業環境技術研究所)
- 「学術系メーリングリストのライフステージ−〈EVOLVE〉15年の軌跡から」
- 赤間道夫(愛媛大学)
- 「ARGと市民的専門家」
- 江上敏哲(国際日本文化研究センター)
- 「ハーバード日記−ネットとリアルの境界線」
- 小笠原盛浩(東京大学大学院情報学環)
- 「メディアとしてのネットの信頼性」
- 三輪佳子(フリーランス)
- 「学術資料のバリアフリー化に何が必要か」
- 佐藤翔(筑波大学大学院)
- 「大学生・院生にとってのブログによる学術コミュニケーションの可能性」
- 牛山素行(岩手県立大学総合政策学部)
- 「災害調査速報の発信をめぐる試行錯誤」
- 第2部(18:00〜20:00)/会場:HUB秋葉原店
- 懇親会
最終的な参加者は59名。本当に大勢の方々にお越しいただき、実に贅沢な時間を過ごせました。参加者の皆さま、特にライトニングトークにご登壇くださった方々とスタッフとしてお手伝いくださった方々に心から御礼申し上げます。
また、会場手配でご尽力いただいた
・加藤牧菜さん(株式会社オフィスマキナ)
http://www.office-makina.com/
会場にプロ野球電報中日ドラゴンズバージョンを送ってくださった
・国立国会図書館カレントアウェアネス・ポータル担当の村上さん、上山さん、堤さん
http://current.ndl.go.jp/
麦茶とお菓子を差し入れてくださった
・図書館退屈男さん
http://toshokan.weblogs.jp/blog/
に御礼申し上げます。
ちなみに麦茶は四国農業試験場の開発品種である香川県産裸麦「イチバンボシ」を使ったものでした。
・ほんまもん麦茶
http://item.rakuten.co.jp/ja-sanuki/9903-001/
私自身の話の内容はなるべく早く文章にして、お読みいただけるようにするつもりです。
1人5分という制約の下でのライトニングトーク。登壇者の方々がどなたも話の進め方がうまく、寸分の狂いもなく予定通りに進んださまは実に見事でした。個別の感想は参加者の方々がご自身のブログ等で書かれることを期待しつつ、私自身も徐々に記していきたいと思います。
第2部の懇親会にも40名以上の方にご参加いただきました。
ライトニングトークでの話題をきっかけに話題の輪が随所にできていたようで、自分としては期待通りの結果となりました。
懇親会は20:30くらいに中締めとしたのですが、東京で一泊していくという方々も多かったので、そのまま三次会になだれ込みました。秋葉原での開催には地理的に若干迷いもあったのですが、筑波方面の方々のアクセスを考えると結果的に良かったのでしょう。
実に濃厚な時間を過ごした1日でした。自分自身、初めてお目にかかる方、久しぶりに再会する方が多く、新鮮さと懐かしさがありました。しかし、それ以上に60人近くの方々の新たな出会いの場をプロデュースできたことが最大の成果だったと思います。
そして、嬉しかったこと。第1部の冒頭に突然会場の皆さまから拍手をいただいたこと。思いが込み上げそうになる嬉しさがありました。皆さま、本当にありがとうございました。
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早速、ブログでARGカフェについて書いてくださっている方々がいます。明日の日誌でまとめて紹介します。