2008-08-09(Sat): 京都府内図書館サイトの訪問と京都市内図書館マップの作成−京都図書館大会に備えて

2008-09-03(Wed):
第17回京都図書館大会「図書館からのアプローチ−新たな広報戦略」
(於・京都府同志社大学寒梅館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/news.html#taikai

での基調講演「いま図書館に求められる新たなウェブ活用戦略」に備えて、京都府内の公共図書館大学図書館のサイトをみてまわる。その成果の一部を紹介。

まずいくつか気になったサイト。

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城陽市立図書館
http://library.city.joyo.kyoto.jp/

は、トップページに「新着図書」5件をランダムで表示している。

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京都市図書館
http://www.kyotocitylib.jp/

・レファレンス事例紹介
http://www.kyotocitylib.jp/reference/

は、さすがに京都に関するものが多い。たとえば、

・伏見という地名の由来を知りたい。
http://www.kyotocitylib.jp/reference/kaitou.html#2
祇園祭山鉾巡行コースの変遷について知りたい。
http://www.kyotocitylib.jp/reference/kaitou.html#14
・京都三名水の場所を知りたい。
http://www.kyotocitylib.jp/reference/kaitou.html#15

さて、一押しは、

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八幡市立図書館
http://www3.city.yawata.kyoto.jp/toshow/

まずはサイトをご覧いただきたい。

トップページに大きく、

あっ、図書館
生活のヒント、あります

とある。このロゴは自動車文庫の自動車でも使われており、一貫している。ぜひ八幡市立図書館のライブラリアンの方の名刺を拝見したいものだ。

このロゴやキャッチフレーズはむやみに使っているのではないのだろう。「利用案内」では図書館の使命や役割を高らかに謳っている。

図書館は、市民が自ら考え判断して生きていく上で必要な情報を提供する社会機能として存在しています。八幡市立図書館(八幡市民図書館・男山市民図書館・自動車文庫)は、市民の本棚として赤ちゃんからお年寄りまで気軽に利用してもらえるように、また図書館をあてにしてもらえるようにその運営に努めています。
常に変化する社会の中で、私たちは図書館として機能しているかどうかを日々たしかめ、市民の役に立つ所でありたいと考えています。

一方的な押しつけがましい文章ではなく、自らに課せられた義務にふれているところがすばらしい。

ちなみに、URLの末尾が「toshow」となっている。これは「tosho(図書)」と「show」を掛け合わせたのだろうか。もし、そうならなおさらうれしい。

その他、大学図書館では、

大谷大学図書館 - 大谷大学オリジナルブックカバー
http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/library/b-cover2.html
京都精華大学情報館 - 京野菜パスファインダー
http://johokan.kyoto-seika.ac.jp/index.php?library%2Fpathfinder%2Fkyoto%2F3

がいい。

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さて、調べるだけでなく、Yahoo!ワイワイマップを使って京都の図書館を地理的に把握できる

京都市内図書館マップ
http://waiwai.map.yahoo.co.jp/map?mid=GbX00ZHEmNROJod.jgOr75d0cCCV58GO3iI-

をつくってみた。京都市内に所在する公共図書館大学図書館専門図書館を一通り地図上に登録してある。過不足があればお教えいただきたい。