2008-08-08(Fri): ARGカフェへの感想と反響(2)

2008-07-12(Sat):
第1回ARGカフェ「学術ウェブの10年を振り返る−ARGの10年と重ね合わせて」(岡本真)+ライトニングトーク
(於・東京都/THE SPACE OF AKIBA3021)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080629/1214751618

に関する参加者の感想を紹介したが、

・「ARGカフェへの感想と反響(1)」(編集日誌、2008-07-13)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080714/1215969390

新たにお二人が記事を書いてくれている。

お一人は岡野裕行さん。新たにブログを公開した上、記念すべき最初の記事としてARGカフェについて書いてくれている。

・「ARGカフェに参加してきました」(Literary Museum Studies、2008-07-12)
http://d.hatena.ne.jp/literarymuseum/20080712/p1

当日、岡野さんからブログを公開しようと思っているとお話いただいていただけに、ARGカフェが一つのきっかけとなり、日本初の文学館研究者によるブログが生まれたのだとすると、うれしいことだ。

岡野さんのご研究は、末廣恒夫さんにも印象的だったようで、

・「ARGカフェの最大の収穫」(Copy & Copyright Diary、2008-07-17
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20080717/p1

が書かれている。末廣さんの記事を受けて、今度は岡野さんが

・「博論を褒めていただいた」(Literary Museum Studies、2008-07-17
http://d.hatena.ne.jp/literarymuseum/20080717/p1

と、素直に喜びを語っている。ARGカフェの冒頭に語った

人と人、知と知が互いに出会う場を提供していきたいということです。
(中略)
人と情報が離合集散していくその上で、あるいはその果てや末に何らかの文化が生まれてくると私は信じます。創刊10周年を経たARGは未来に向かって、かつてのコーヒー・ハウスのような場をオンラインとオフラインの両方で提供していきたいと思います。そして提供していなくてはいけないと考えています。

・「ARGカフェで話したこと−学術ウェブの10年−ARGの過去・現在・未来」(編集日誌、2008-07-20
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080721/1216566831

という思いが少し実現に近づいたようでこれまたうれしい。

もう一つ。

ライトニングトークでご登壇いただいた二村一夫さんが、

・「第1回ARGカフェ参加記」(二村一夫著作集、2008-07-21)
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/nk/diary17.html#argcafe

を書いてくださっている。

お話しいただいた「ウェブ本のメリット、デメリット」の内容が増補されて公開されているので、当日ご参加いただけなかった方々にもぜひお読みいただきたい。

最後のほうに書かれている

5分間のトークは刺激的な体験でしたが、やはり、お喋りな私が、言いたいことを言うには、やや時間不足でした。

は反省材料としたい。時間の短さに加えて、フロアの前方に出て登壇するまでの間やノートパソコンでPowerPointのファイルを開くまでの間のとり方にも改善の余地があるだろう。現在準備している第2回ARGカフェではもう少し趣向を凝らしたいと思う。

・「第2回ARGカフェの構想−2008年11月の第10回図書館総合展/学術情報オープンサミット2008の会期中に横浜で」(編集日誌、2008-08-03
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080804/1217777137

ところで、第2回ARGカフェだが、上の記事に書いたように、スポンサーを募集している。いくつかご提案をいただいたのだが、日程の都合がつかずにいる。図書館総合展の最終日11月28日(金)の15時以降で場所をご提供いただける企業・団体があれば、ご連絡いただきたい。