2008-08-14(Thu): キャリアマトリックスはもう一工夫

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労働政策研究・研修機構(JILPT)のサイトで副統括研究員の松本真作さんが、

・「キャリアマトリックス公開から2年」
http://www.jil.go.jp/column/bn/colum0105.htm

を書いている。

サイトへのアクセス数は伸び続けており、一般公開直後を除くと、前年同月比で常に前年を上回り、特にここ数カ月は毎月、過去最高を更新している(注2)。画面や内容に大きな変更がないにもかかわらず、毎月のアクセスが増え続けるのは異例のことと、この分野に詳しい専門家に言われている。しかしながら、周知が徹底し、職業やキャリアに関する事典代わりに使われれば、もっとアクセスは伸びても不思議ではない。現状は先進的な関係者が、このサイトがあることを認識し、相談やキャリアガイダンスの場面、また、授業等で使い始めているところと見られる。

注2 ここでのアクセスとはページビューである。2006年9月に一般公開を開始したところ、新聞各紙やインターネットの情報サイトで取り上げられ、通常の2、3倍のアクセスとなった。

とのこと。

もちろん、「周知が徹底し、職業やキャリアに関する事典代わりに使われ」ることも大事だが、同時に検索エンジンをはじめ、ウェブ上の他のサイトを経由して訪れる利用者を増やすことも欠かせない。たとえば、キャリアマトリックスの職業情報のタイトル表示は、

・キャリアマトリックス - 職業情報(司書)
http://cmx.vrsys.net/I/CCS_i_01.php?sysmode=s&occcode=09112&flags=000010&

となっているが、ここを改善するだけでも検索エンジン経由の利用者は増えることだろう。

・「労働政策研究・研修機構(JILPT)、総合的職業情報データベース「キャリアマトリックス」を公開(2006-09-04)」(新着・新発見リソース、2006-10-17
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061017/1161018873