2008-09-18(Thu): 全国図書館大会1日目−震災のこと、ポートピアのこと、懇親会のこと

今日から全国図書館大会に参加。会場となった

・神戸ポートアイランド
http://www.portisland.net/

は初めて訪れた。いや、正確には神戸を訪れたのは阪神・淡路大震災の半年後に訪れて以来のこと。昨年、今年と淡路島に行く際に新幹線の新神戸駅に降り立ってはいるが、市内をまともに歩いたのは13年ぶりのこと。あのときみた灰に覆われた長田界隈の光景を思い出す。

神戸ポートアイランドは、ポートピア'81(神戸ポートアイランド博覧会)に行ってみたかったが、行けなかったという思い出がよみがえる。ということで念願であったポートライナー神戸新交通ポートアイランド線)に乗って一路、

ポートピアホール
http://www.portopia.co.jp/convention/hall/piahall.html

へ。初めて知ったのだが、ポートアイランドにある

・神戸市立青少年科学館
http://www.kobe-kagakukan.jp/
UCCコーヒー博物館
http://www.ucc.co.jp/museum/

は、ポートピアの際の「神戸館」と「神戸プラネタリウムシアター」をその後、転用したものという。地方博覧会に際して設けられる箱物の再活用方法として賢いことだ。結局、今回は、両館ともに訪問できなかったのだが、12月にまたポートアイランドを訪れる予定があるので、そのときはぜひ訪ねてみたい。

さて、

2008-09-18(Thu)〜2008-09-19(Fri):
第94回全国図書館大会兵庫大会
(於・兵庫県/神戸ポートアイランド
http://www.library.pref.hyogo.jp/taikai2008/top.html

では、懇親会でさまざまな方々に初めて出会い、また再びお目にかかる。

ただ、懇親会はもう少し工夫があっていいように思う。まず、兵庫、大阪・京都といった地元の参加者の懇親会への出席率が低すぎる。各地からの参加者は神戸に宿泊するのに対し、京阪神の方々が自宅に帰る都合があるからだろうか。やむをえないと思いつつも、言ってみればホスト側の存在感が希薄であったことは残念だった。もっとも開催地周辺の方々にホストという意識があったか、そこも一つの問題ではあるのだが……。

また、これはどこの懇親会でも共通の課題だが、主催者には未知の参加者同士が新たな出会いを持つきっかけをつくってほしかった。せっかく大勢の図書館関係者が集う場であるにも関わらず、既知の関係でしか人の群れができないことは残念。関係者のあいさつも大切なのだろうが、たとえば翌日に開催される各分科会の企画者や登壇者を紹介するといった試みがあってもよかったのではないだろうか。また、参加者がぶら下げる名札は、名刺を差し込むのではなく、名前が見やすいように主催者側で一括して印刷したほうがいいと思う。