2008-11-28(Fri): 図書館総合展3日目−第2回ARGカフェ&ARGフェストを開催

すでにグロッキー気味になりつつも、今回の図書館総合展の裏企画である第2回ARGカフェ&ARGフェストを開催。

ライトニングトークは、残念ながら常川真央さん(筑波大学 図書館情報専門学群)が体調不良につきキャンセルとなったが、急遽確定した長神風二さん(東北大学脳科学グローバルCOE)が追加となり、総勢11名による以下の構成となった。

  1. 坂口泉(OCLC)
    • 「WorldCat & WorldCat Registry」
  2. 松崎裕子(渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター)
  3. 久慈達也(神戸芸術工科大学
    • 「「新しい時代の図書館研究会」の紹介」
  4. 林賢紀(農林水産研究情報総合センター)
    • 「大学院に入ってみました」
  5. グッド長橋広行(ピッツバーグ大学東アジア図書館)
    • 「北米における日本の会社史研究の現状」
  6. グッド和代(ピッツバーグ大学付属図書館)
    • 「日本の大学からのILL申し込みで困ること」
  7. 中村修藤沢市文書館・滝乃川学園福祉文化室)
  8. 小澤かおる(和光大学修士課程)
    • 「少数者情報学にむけて−性的少数者への「情報保障」を例として」
  9. 110kA(図書館へ行こう!/図書館系ブログ集/図書館雑記&日記兼用)
    • 「図書館系ブログを集めて思ったこと」(仮)
  10. 原田隆史(慶應義塾大学
    • 「Next-Lプロトタイプ、本日公開」
  11. 長神風二(東北大学脳科学グローバルCOE)
    • 「サイエンスコミュニケーターが嫉妬する図書館って何だ?」

第1部の最終的な来場者数は60名ちょうどの満員御礼。ライトニングトークからその後のディスカッションについては、別途佐藤翔さん(id:min2-fly)に参加レポートの執筆をお願いしている。月曜日発行予定のACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)第351号に掲載するので、そちらをご覧いただきたい。また、参加者による記事もそれぞれのブログで公開されるだろう。

第1部の終了後、各自自由行動で第2部会場に移動してもらう。自分は最後まで部屋に残っていた方々と徒歩で現地へ向かう。第2部から参加の方々も徐々に加わり、最終的に45名の参加となった。結局、第1部・第2部トータルで約70名の参加という盛況な催しとなった。ご参加いただいた方々、ライトニングトークに登壇してくださった方々、当日の会場設営等をお手伝いくださった方々に心から感謝したい。

2008年7月の第1回ARGカフェに続き、今回の第2回ARGカフェ&ARGフェストも無事開催となり、継続できる見込みが立ってきた。2008年の抱負の1つに掲げた「オフラインのイベントを主催・開催する」は無事達成できたといえるだろうか。とはいえ、ARGカフェ&ARGフェストの実施手法についてはまだまだ課題も多い。少し落ち着いたところで、参加者からのフィードバックなども踏まえながら改善点を洗い出していきたい。

・「第1回ARGカフェを開催」(編集日誌、2008-07-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080713/1215960266
・「2008年の抱負−創刊10周年に向けて」(編集日誌、2008-01-01
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080102/1199234151