2008-12-04(Thu): 学協会サイトの事例を探索−過去ログが役に立つ瞬間

・「年内の講演予定−12月9日神戸ポートアイランド、12月18日東京学芸大学」(編集日誌、2008-12-02)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081203/1228313868

でも紹介した

2008-12-09(Tue):
BMB2008(第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会合同大会)フォーラム「生命科学における科学研究情報の共有のあり方−学術情報への市民によるアクセス、研究コミュニティでの共有、研究者による情報発信」
(於・兵庫県/神戸ポートアイランド
http://www.aeplan.co.jp/bmb2008/program/forum.html

に備えるために主に学協会のウェブ活用事例を探索している。こういうとき、ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)10年の蓄積が生きる。まずはブログで[学協会]や[工夫]とタグ付けした記事を探し出す。さらに、ブログ開始以前の1998年から2004年までのメールマガジンのバックナンバー全文検索する。といった具合で、以下の事例をピックアップしてみた。

関連記事は主に以下の如し。

・「電気電子・情報関連5学会、日本の電気電子・情報関連卓越技術データベースを公開(2007-11-03)」(新着・新発見リソース、2008-02-03)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080203/1202042226
・「情報処理学会、コンピュータ博物館をリニューアル(2007-8-15)」(新着・新発見リソース、2007-09-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070909/1189268265
・「コンピュータ博物館、歴史的コンピュータのデータを追加(2006-03-09)」(新着・新発見リソース、2006-03-25
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060325/1143260010
・「社会政策学会、社会政策学会年譜(1896〜1924年)を公開」(新着・新発見リソース、2005-04-03
http://d.hatena.ne.jp/arg/20050424/1134800869
・「情報処理学会、コンピュータ博物館をリニューアル(2004-11-05)」(新着・新発見リソース、2004-11-28)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20041128/1136271401

当日は時間が限られていることもあり、これらをすべて紹介するというわけにはいかないだろうが、まずはメモとして。

ちなみに、フォーラムの趣旨は、

社会とのコミュニケーションの重要性は叫ばれて久しいが、学術的な成果に関する情報に対して、異分野の研究者や市民がどの程度アクセスしているか、あるいはアクセスの対象となっている情報は何か、といった点についての検討は十分になされてきているとは言い難い。多くの学術的な成果は英語のジャーナルに発表されウェブでも閲覧可能であるが、サイトへのアクセス権を個人が得るのは経済的に容易ではなく、またほとんどが英語である上に、内容も高度に専門的である。オープンアクセスを標榜したジャーナルの登場や機関リポジトリの整備など、ここ数年の変化を視野に入れながら、非専門家による学術情報へのアクセスや、研究コミュニティ内部での情報共有、研究機関・学術団体・研究者による情報発信のあり方などについて、議論を行う。

というもの。この趣旨に叶いそうな学協会のウェブ活用事例があれば、自薦他薦を問わずご教示を。