2008-12-31(Wed): 2008年を振り返る−ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)と岡本真にとっての2008年

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2006年、2007年と恒例化してきた「○○年を振り返る」の本年版で、年内最後の日誌としたい。

・「2006年を振り返る−ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)と岡本真にとっての2006年」(編集日誌、2006-12-31)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070103/1167787055
・「2007年を振り返る−ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)と岡本真にとっての2007年」(編集日誌、2007-12-31
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071231/1199105434

さて、

・「2008年の抱負−創刊10周年に向けて」(編集日誌、2008-01-01
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080102/1199234151

で記した2008年の抱負は次の5点。

  1. メールマガジンを毎週月曜の週刊にする。
  2. 図書館関係の過去の論考を本にまとめる。
  3. 調査報道と呼ぶに値する記事を執筆する。
  4. 学術研究プラットフォームを立ち上げる。
  5. オフラインのイベントを主催・開催する。

1.の「メールマガジンを毎週月曜の週刊にする」は完遂。2008年1月7日発行の第304号(4717部)から12月29日発行の第355号(4735部)まで休むことなく発行できた。ただ、残念なのは部数の伸びがほとんどとまっていることだ。ここ何年も感じているメールマガジンの限界ということだろか。ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)をブログ版でお読みの方も多いだろうが、メールマガジン版の部数増加は私のモチベーションの一つなので、この機会に配信登録していただけると嬉しい。

メールマガジンの配信登録(無料)をしていただくと、定期的にまとめて記事がお手許に届きます。下の空欄にメールアドレスを入力し、右の[配信登録(無料)]を押してください。

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2.の「図書館関係の過去の論考を本にまとめる」、3.の「調査報道と呼ぶに値する記事を執筆する」は、まったく手つかず……。しかし、心境の変化もなくはない。実は、3.の「調査報道と呼ぶに値する記事を執筆する」は、2006年から毎年掲げている抱負だが、3年続けてできていないことが、自分の心境を物語っているようにも思う。

図書館・アーカイブズとは何か (別冊環 15)

4.の「学術研究プラットフォームを立ち上げる」は、「構想」まで進んだというところか。第1回ARGカフェで話した内容や、『図書館・アーカイブズとは何か』に寄稿した「ARGの十年−図書館・アーカイブズとの関わりのなかで」で少々語っている。

・「ARGカフェで話したこと−学術ウェブの10年−ARGの過去・現在・未来」(編集日誌、2008-07-20
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080721/1216566831
・「『図書館・アーカイブズとは何か』(別冊環15)に「ARGの十年−図書館・アーカイブズとの関わりのなかで」掲載」(編集日誌、2008-11-22)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081124/1227486278
・『図書館・アーカイブズとは何か』(別冊環15)(藤原書店、2008年、3465円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894346524/arg-22/

また、

・情報管理
http://johokanri.jp/

の2009年1月号に「学術ウェブを担うプラットフォームへ−ARG創刊10年を機に」という記事を書いています。新年以降、ウェブ公開される見込み。自分としてはかなり思い切った決意を述べているので、お読みいただけると本当に嬉しい。

最後の5.「オフラインのイベントを主催・開催する」は、7月と11月のARGカフェ&ARGフェスト開催で達成といえるだろう。

・「第1回ARGカフェを開催」(編集日誌、2008-07-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080713/1215960266
・「図書館総合展3日目−第2回ARGカフェ&ARGフェストを開催」(編集日誌、2008-11-28)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081130/1228038496

ARGカフェ&ARGフェストは2009年も四半期に1回の目途で引き続き開催していきたい。2009年の1月〜3月に行う第3回ARGカフェ&ARGフェストは、関西圏での開催を考えている。

・「第3回ARGカフェ&ARGフェストの開催地を考えている」(編集日誌、2008-12-07
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081207/1228651172

この記事でも書いているが、開催にご協力いただける個人・組織を募集している。いまのところ日程は、

2009-02-20(Fri):
第5回レファレンス協同データベース事業フォーラム
(於・京都府国立国会図書館 関西館)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_5.html

の翌日の2009年2月21日(土)が濃厚。

ともあれ、2008年が終わりつつある。

・「2008年の振り返り−書いたもの、話したこと」(編集日誌、2008-12-28
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081229/1230480013

でまとめてみたが、様々な機会をいただき、様々な出会いがあった。新たな出会いがあれば、久しぶりの再会もあった。オンラインでは長年存じ上げている方にようやく直接お目にかかることも多々あった。この1年、私に出会ったくださった方々に心から感謝したい。ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)と私・岡本真に直接・間接に関わりを持ってくださる方々の2009年がより素晴らしい一年となりますように。よいお年を。