2009-02-23(Mon): 最近の気づき−茨城大学図書館サイトに掲げられた言葉

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最近気づいたのだが、

茨城大学図書館
http://www.lib.ibaraki.ac.jp/

のサイトに「真理を求めて集う場」という言葉が掲げられている。ビジョンやミッションをサイトに記すことの意味は以前に書いたが、極めて重要なことだと思う。

図書館ごとにビジョンやミッションを定めていると思うが、それをサイト上に示しているところは思いのほか少ない。サイトを含め、その図書館のサービスを評価する上での出発点になるのが、ビジョンやミッションである。ビジョンやミッションをPDF形式の分厚い資料の中に押し込めたままにせず、サイト上で積極的にアピールする図書館に増えてほしい。ウェブの活用もOPACユーザビリティも、すべてはビジョンやミッションがあって初めて評価できるものなのだから。

・「図書館のビジョン、ミッションをサイト上に示すこと」(編集日誌、2007-08-05)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070806/1186356514

茨城大学図書館を好例として覚えておこう。

ちなみにこれまで見た最高の事例は、

弘前大学附属図書館
http://www.ul.hirosaki-u.ac.jp/

だと思う。そう言えば、

お茶の水女子大学附属図書館
http://www.lib.ocha.ac.jp/

は入口に「お茶の水女子大学附属図書館の理念」というプレートを掲げていると聞いたことがあるが、サイトには出ていないようだ。もちろん、お茶の水女子大学附属図書館に限った話ではなく、こういうところでぜひオンライン/オフラインの区別なく一貫性を保ってほしい。