2009-10-15(Thu): 2009 言語資源シンポジウム「言語・音声データの学術利用に向けて」に参加
今日は終日、
2009-10-15(Thu):
2009 言語資源シンポジウム「言語・音声データの学術利用に向けて」
(於・東京都/学術総合センター)
http://research.nii.ac.jp/src/symp/
に参加。プログラムは以下の通り(敬称略)。
- 開会挨拶:
- 東倉洋一(国立情報学研究所 副所長)
- 基調講演:
- 坂内正夫(国立情報学研究所長)「データ中心科学の意義と重要性」
- 昼食・休憩:
- 基調講演:
- 長尾真(国立国会図書館長)「大量言語データ処理時代の幕開け」
- 招待講演
- パネル討論「多様なニーズに応える言語資源」
- 閉会挨拶
- 板橋秀一(国立情報学研究所 特任教授)
サイトに掲載されているものと順番が異なるのは、当日変更があったため。この分野には、
・特定領域研究「代表性を有する大規模日本語書き言葉コーパスの構築:21世紀の日本語研究の基盤整備」(日本語コーパス)総括班
http://www.tokuteicorpus.jp/g_ghq/
の協力者を務めたこともあり(2006-04〜2009-07)、実は意外になじみ深い。どのお話も勉強になったが、やはり衝撃的だったのは、長尾真さん(国立国会図書館長)による「大量言語データ処理時代の幕開け」の前半で語られた、約127億円があてられた国立国会図書館の大規模デジタル化につき、今年度分の予算は確保できたが、来年度分については当面凍結というお話。
これは衝撃が大きいが、詳報を待ちたい。
そう言えば、岡田有花さんによる非常に素晴らしいインタビュー記事も出ている。
・「公共性とビジネスの狭間で 国会図書館、書籍電子配信の取り組み」(1)(ITmedia News、2009-10-15)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/15/news020.html
・「公共性とビジネスの狭間で 国会図書館、書籍電子配信の取り組み」(2)(ITmedia News、2009-10-15)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/15/news020_2.html