2009-11-25(Wed): 甲南大学で講演&甲南大学図書館を見学
本当は10月8日(木)に実施するはずだったのだが、台風18号の影響で休講になっていた甲南大学 平生太郎基金科学研究奨励助成金による[研究グループ1]講演会で「Webサービスの企画・開発・運用−その理論と応用」と題して話をさせていただいた。
これは同大学知能情報学部の灘本明代さんにお招きいただいたもの。
・灘本明代のホームページ
http://www.nadasemi.ii.konan-u.ac.jp/nadamotoHP/indexj.html
教員、学生を含め30名ほどの参加だっただろうか。内容としては、ここのところ兵庫県立大学、東京大学、筑波大学、横浜市立大学でもやってきた内容に準じるのだが、今回は、
- ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)
- Yahoo!知恵袋
- くるくる関内
という3つの事例に基づいてまとめてみた。
・「兵庫県立大学「情報科学概論」で講義/兵庫県立大学姫路新在家学術情報館と姫路市立図書館城内図書館を見学」(編集日誌、2009-07-02)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090705/1246772936
・「CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)に部分参加、東京大学「ソフトウェア開発プロジェクト実践I」で講義」(編集日誌、2009-07-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090713/1247470892
・「筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター第62回研究談話会で講演」(編集日誌、2009-08-06)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090808/1249723708
・「横浜市立大学国際総合科学部ヨコハマ起業戦略コース「事業創造論」で講義」(編集日誌、2009-10-27)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091101/1257085197
・甲南大学知能情報学部
http://www.ii-konan.jp/
・甲南大学
http://www.konan-u.ac.jp/
その後、
・甲南大学図書館
http://www.konan-u.ac.jp/library/
を見学。甲南大学図書館は、図書館建築で有名な鬼頭梓建築設計事務所による作品。
・鬼頭梓建築設計事務所 - 甲南大学図書館
http://homepage3.nifty.com/azusa_kito/works/konan/konan.htm
・鬼頭梓、鬼頭梓の本をつくる会著『建築家の自由−鬼頭梓と図書館建築』(建築ジャーナル、2008年、1890円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/486035060X/arg-22/
内部には、
・九鬼周造著、藤田正勝注『「いき」の構造』(講談社学術文庫、2003年、840円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061596276/arg-22/
ここは残念ながら通常は公開されていないのだが、館内には気になる箇所が2つあった。1つは、他大学の図書館報が大量に集められ、かつ手を伸ばしやすい形で公開されていることだ。
もう1つはリフレッシュコーナーが設けられていること。
夕方までに大阪に移動しなくてはいけないので駆け足での見学だったが、どの図書館にも必ず学ぶところがあるものだ。
ところで、甲南大学は阪神・淡路大震災で大きな被害を受けている。校舎の倒壊といった物的被害だけではなく、当時の学生の方々が多数亡くなっている。学内にあった慰霊碑を訪ねて、その後、大阪へ。
・甲南大学図書館 - 震災の記録
http://www.adm.konan-u.ac.jp/lib/profile/earthquake/
・藤本建夫、森田三郎編『甲南大学の阪神大震災(阪神大震災の記録)』(神戸新聞総合出版センター、1996年、1529円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4875212011/arg-22/