2009-11-30(Mon): 知識共有コミュニティワークショップへのお誘い

本日付で事前の参加登録を〆切ましたが、2週間後の12月13日（日）に、

2009-12-13(Sun):
第2回知識共有コミュニティワークショップ−インターネット上の知識検索サービス研究
（於・東京都／JICA地球ひろば）
http://www.infosocio.org/cfp_workshop_a2009.html

が開催されます。私はプログラム・実行委員として開催に関わっており、当日は 研究発表セッション1で座長を務めます。基調講演には、あの「発言小町」を含む人気サイト「大手小町」編集長である稲沢裕子さんが登場します。

・発言小町
http://komachi.yomiuri.co.jp/
・大手小町
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/

当日参加可能ですので、ぜひお越しください。特に図書館関係者でレファレンスにこだわる方は、国立国会図書館によるレファレンス協同データベースのフォーラムだけでなく、このような商用Q&Aサイト等を話題にした研究発表の場で他流試合に臨んでほしいと切に願います。

以下、参考までにプログラムを掲げておきます。

• 13:10〜14:00
  • 基調講演：稲沢裕子（読売新聞東京本社 大手小町編集長）
• 14:10〜15:20
  • 研究発表セッション1 - 座長：岡本真（ARG）
    1. 「日本におけるうつと自殺のしろうと理論：Yahoo!知恵袋における質問データの分析」勝谷紀子、岡隆、坂本真士、朝川明男、山本真菜（日本大学）
    2. 「「こんにゃくゼリー騒動」に見るネット上の扇動文の成立過程」中川譲（東京大学）
    3. 「コミュニティサイトにおけるコミュニケーションを複数のアカウントを利用して操作しようとするユーザの検出」石川尚季、西村涼、渡辺靖彦、村田真樹、岡田至弘（龍谷大学）
• 15:20〜15:30
  • （休憩）
• 15:30〜16:30 研究発表セッション2 - 座長：山本健一（ネイバージャパン）
  1. 1. 「エージェントシミュレーションを用いた知識共有コミュニティ発展のモデル化」小川祐樹（電気通信大学）、山本仁志（立正大学）、岡田勇（創価大学）、諏訪博彦（電気通信大学）、太田敏澄（電気通信大学）
     2. 「質問回答サイトにおけるQARankを用いたユーザ貢献度の推定」佐藤弘樹（筑波大学）、島田諭（筑波大学）、伏見卓恭（静岡県立大学）、斉藤和巳（静岡県立大学）、佐藤哲司（筑波大学）
     3. 「質問応答コンテンツに対するWebからの別解情報検索」高田夏希（京都大学）、山本祐輔（京都大学・日本学術振興会特別研究員）、小山聡（北海道大学）、田中克己（京都大学）
• 16:30〜16:40
  • （休憩）
• 16:40〜17:20
  • インタラクティブセッション Talking Circle - モデレータ：折田明子（中央大学）
• 17:20〜17:30
  • クロージング

ちなみに、最後の「インタラクティブセッション Talking Circle」は非常に面白い手法ですので、ファシリテーションに関心がある方にもおススメです。

・「第2回知識共有コミュニティワークショップ」（akoblog@はてな、2009-11-30）
http://d.hatena.ne.jp/oritako/20091130/1259549264