2009-12-13(Sun): 第2回知識共有コミュニティワークショップに参加

連日イベントラッシュだが、今日は、プログラム・実行委員を務める

2009-12-13(Sun):
第2回知識共有コミュニティワークショップ−インターネット上の知識検索サービス研究
(於・東京都/JICA地球ひろば)
http://www.infosocio.org/cfp_workshop_a2009.html

に参加。研究発表セッション1では座長を務めさせていただいた。

基調講演は、

大手小町
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/
発言小町
http://komachi.yomiuri.co.jp/

に長らく関わってきた稲沢裕子さん(読売新聞東京本社 大手小町編集長)による「女の本音をどう役立てる?−10周年を迎えた『大手小町』」。

さて、このワークショップは昨年から始まったばかりだが、2年目となりやや催しとして定着し、同時に広がりを見せてきたように思う。昨年に比べ、Q&Aサイト、特にYahoo! JAPAN国立情報学研究所(NII)に提供している「Yahoo!知恵袋」データ(Yahoo!知恵袋コーパス)に依拠した研究発表に加えて、2ちゃんねるを分析対象とした研究が見られたのは喜ばしいことだ。また、発表者の顔ぶれも多彩になったこともありがたい。

国立情報学研究所(NII) - 「Yahoo!知恵袋」データの提供について
http://research.nii.ac.jp/tdc/chiebukuro.html

最後のインタラクティブセッション Talking Circleは、時間切れとなってしまったが、「質」の評価を巡って参加者全員の共通理解の土台をつくるきっかけにはなったと思う。第3回の開催も決定的なようなので、次回のあり方についてプログラム・実行委員の中でも考えていきたいと思う。