2009-12-30(Wed): 2009年の振り返り−書いたもの、話したこと

例年書いている1年の振り返りだが、

・「2006年を振り返る−ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)と岡本真にとっての2006年」(編集日誌、2006-12-31)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070103/1167787055
・「2007年の振り返り−書いたもの、話したこと」(編集日誌、2007-12-30)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071231/1199066108
・「2008年の振り返り−書いたもの、話したこと」(編集日誌、2008-12-28
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081229/1230480013

まずは書いたり、話したりした記録をまとめておこう。

2009年に書いた記事は以下の通りで22本ある。

  1. 「学術ウェブを担うプラットフォームへ−ARG創刊10年を機に」(『情報管理』51-10、科学技術振興機構、2009-01-01)
  2. 「さらなる労働情報の普及に向けて−「メールマガジン労働情報」の500号到達を機に」(『メールマガジン労働情報』500、労働政策研究・研修機構(JILPT)、2009-01-28)
  3. 「産学連携の新たな形を夢見て」(『知能と情報』21-2、日本知能情報ファジィ学会、2009-02-15)
  4. 「知のインフラを創る−NII論文情報ナビゲータCiNiiがリニューアル」[事務局筆記](「NII Today(国立情報学研究所ニュース)」43(国立情報学研究所、2009-03)【PDF】
  5. 「「私の理想の図書館」公開編集会議」[事務局筆記](「丸善ライブラリーニュース」5(丸善、2009-02-23)
  6. 「平野・後藤両氏の報告を受けて−今後の取り組みが期待される3論点を中心に」(『アーカイブズ学研究』10(日本アーカイブズ学会、2009-03-31)
  7. 「Web企業における研究・開発の『これまで』と『これから』」(『情報処理学会研究報告 データベース・システム研究会報告』37、情報処理学会、2009-03-27)
  8. 「インターネットへのアクセス解析に関する研究」(厚生労働省科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業「ネット世代の自殺関連行動と予防のあり方に関する研究」平成20年度総括・分担研究報告書、国立精神・神経センター精神保健研究所、2009-03)
  9. 「自殺予防にインターネットを活用している取り組み事例及びその特徴」(厚生労働省科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業「ネット世代の自殺関連行動と予防のあり方に関する研究」平成20年度総括・分担研究報告書、国立精神・神経センター精神保健研究所、2009-03)
  10. 「インターネットの現在と未来、そして学術書の現在と未来」(『大学出版』78(大学出版部協会、2009-05-01)
  11. Yahoo! JAPANのものつくり−一つでも多くの「マジックモーメント」を求めて」(Yahoo!検索スタッフブログ、2009-06-30)
  12. 「Web技術と産学連携」(『人工知能学会誌』24-4(人工知能学会、2009-07-01)
  13. 「DBコミュニティーへの3つの期待」(『日本データベース学会Newsletter』2-2(日本データベース学会、2009-07-15
  14. 公共図書館のウェブ活用事情−これまでへの評価、そしてこれからへの課題と期待」(『みんなの図書館』389(図書館問題研究会、2009-08-10)
  15. 「学術情報の自由な集いが生む新たなつながり−第4回ARGカフェ@仙台」(『情報管理』52-7、科学技術振興機構、2009-10-01)
  16. 「フランスからの声、エジプトからの声」(『マガジン航』、2009-10-27
  17. 「事業対象としての図書館−ARG法人化を踏まえて」(「丸善ライブラリーニュース」第7・8合併号、2009-11-10)【PDF】
  18. 「古城の畔の林の中の図書館は、気遣いに溢れていた−小田原市立図書館」(「本のある時間 - 図書館アポなし見学記」、2009-11-10)
  19. 全国図書館大会U40プレミアセッション」(『マガジン航』、2009-11-18
  20. 「「Yahoo!知恵袋」の産みの親から見たNAVERまとめとは?」(NAVERアドバイザリーボード、2009-11-18
  21. Library of the Year 2009大賞の陰で見るべきもの−大阪市立中央図書館」(「本のある時間 - 図書館アポなし見学記」、2009-12-22)
  22. 「日本史研究におけるインターネットの学術利用」(『日本歴史』740、2010-01-01

話したのは40件ほど。

  1. 「いま図書館に求められる情報発信とウェブ活用」(全国公共図書館サービス部門研究集会・近畿公共図書館協議会研究集会「新たな地域の情報拠点をめざして−図書館活動と情報発信」、2009-01-15
  2. 「インターネットの現在と未来、そして学術書の現在と未来」(大学出版部協会電子部会、2009-01-20)
  3. 「次世代OPACの可能性−検討と構築のための論点整理を中心に」(NEC図書館研究会、2009-02-19
  4. 「Web企業における研究・開発の『これまで』と『これから』」(第1回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2009)BoFセッション、2009-03-08)
  5. Yahoo!知恵袋コーパスのこれから−さらなる研究支援のために」(文部科学省科学研究費特定領域研究「日本語コーパス」平成20年度公開ワークショップ(研究成果報告会)、2009-03-14〜2009-03-15)
  6. "Japanese academic publishing output and trends in relation to library uses and demand outside Japan"(2009 AAS Conference Meetings of the Council on East Asian Libraries (CEAL) and Related Meetings, Committee on Japanese Materials (CJM)、2009-03-26)
  7. 「ウェブ技術と産学連携−世界を変えるイノベーションを生み出すために」(人工知能学会 第23回全国大会(JSAI2009) 特別セッション「研究とビジネスの境界で」、2009-06-17)
  8. 「企業は研究者をどう見つけるか−Findabilty/Visibility向上のためのウェブ活用のススメ」(人工知能学会 第23回全国大会(JSAI2009) メンタリングセッション、2009-06-17)
  9. 「Academic Web宣言−学術資源を生かすための構想とその課題、そして可能性」(情報メディア学会 第8回研究大会「学術情報資源の活用と未来」、2009-06-27)
  10. Webサービスの企画・開発・運用−その理論と応用」(兵庫県立大学環境人間学部共通科目「情報科学概論」、2009-07-02)
  11. 「ウェブ情報の効果的利用法−検索エンジンからウェブを理解する」(同志社大学図書館講習会「情報探索の技」中級編、2009-07-03)
  12. 「学術研究プラットフォームのサービス提案−academicweb.jp構想の実現に向けて」(電子情報通信学会 第15回Webインテリジェンスとインタラクション研究会、2009-07-05
  13. Webサービスの企画・開発・運用−その理論と応用」(東京大学情報理工学系研究科情報理工実践プログラム「ソフトウェア開発プロジェクト実践I」、2009-07-09)
  14. 大学図書館員のためのLibrary2.0講座−ウェブ、ライブラリー、そしてライブラリアン」(紀伊國屋書店スタッフ向け研修会、2009-07-11)
  15. 「Academic Webの可能性と課題−ARGの10年とacademicweb.jp構想」(大阪市立大学創造都市研究科 夏季連続シンポジウム(情報システム創成研究分野)、2009-07-14)
  16. 「図書館ポータルのデザイン」(日本図書館協会中堅職員ステップアップ研修(2)「情報資源管理」、2009-07-20)
  17. 「プラットフォームをデザインする思想と技法−メールマガジンARG、Yahoo!知恵袋、ARGカフェを題材に」(筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター第62回研究談話会、2009-08-06)
  18. 「コラボのためのプラットフォーム設計−ARGを事例に」(コンテンツ学会 サマースペシャル企画 10日連続研究会シリーズ、2009-08-20
  19. 「図書館ポータルの評価の実際」(日本図書館協会中堅職員ステップアップ研修(2)「情報資源管理」、2009-08-23)
  20. 「コミュニケーションツールとしてのWeb−『鶏肋』『馬の骨』を超えろ」(STS Network Japan夏の学校2009「科学技術コミュニケーション再考」、2009-09-05
  21. 「アカデミックリソースの持つ公共的な意義−“Pub.”を問い直す」(STS Network Japan夏の学校2009「科学技術コミュニケーション再考」、2009-09-06)
  22. 「自分メディアの時代、再び。−一人の市民でもできること with ソーシャル系サービス」(サイエンスカフェにいがた第28回カフェ、2009-09-13)
  23. 「広報の前提としてのウェブ活用−サイト、ブログ、RSSTwitterを事例に」(三重県図書館協会研修会図書館職員専門講座、2009-09-18
  24. 「図書館サイトでソーシャル系サービスを使い倒す!−ツナガリを育み生かすネットサービスが図書館に与える可能性」(千葉県立中央図書館公共図書館中堅職員研修、2009-09-25)
  25. 「リアルネットワーキング時代のソーシャル系サービス活用法−ソーシャルグラフとリアルタイムコミュニケーション」(IS Forum インフォ・スペシャリスト交流会第59回研究会、2009-10-07)
  26. 「レファレンスの限界を超えて−レファレンスのアーキテクチャーを再設計する」(岡山県立図書館 図書館職員等研修講座(レファレンス研修)、2009-10-09)
  27. 「プランニング&プロデュース−興味・関心・理想を形に変えるために」(横浜市立大学国際総合科学部ヨコハマ起業戦略コース「事業創造論」、2009-10-27
  28. 「ARGの10年−個人メディアから法人化へ」(図書系職員勉強会10周年企画(第117回ku-librarians勉強会)「ARGとku-librarians の10年−これまでとこれから」、2009-11-04)
  29. 「ウェブ情報の効果的利用法−検索エンジンからウェブを理解する」(同志社大学図書館講習会「情報探索の技」中級編、2009-11-05
  30. 「学術知を市民知に変える学術情報発信へ−特にウェブ活用の観点から」(立命館大学グローバルCOEプログラム日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点GCOEセミナー、2009-11-06
  31. 「オープン志向による図書館サービス改革−金太郎飴を超えて」(図書館総合展フォーラム「財政危機をチャンスに変える思考と戦略−低成長時代の図書館サービス指導理念、2009-11-10)
  32. 「貸出履歴を巡る失われた歳月を超えて−議論と実行、そして決断」(図書館総合展フォーラム「貸出履歴を利用した新しい利用者支援の展開リターンズ」、2009-11-11)
  33. Webサービスの企画・開発・運用−その理論と応用」(甲南大学 平生太郎基金科学研究奨励助成金による[研究グループ1]講演会、2009-11-25)
  34. 「ツナガリを生かし、ツナガリを生み出す図書館サイトへ−ソーシャル系サービスの活用と人の働きを考える」(2009年度第57回大阪公共図書館大会「ホームページから広がる図書館サービス」、2009-11-27)
  35. 「コミュニティーを成功に導くまで−Yahoo!知恵袋を題材に」(ユーザーローカルWebマーケティング勉強会、2009-12-08)
  36. 「第1回ウェブ学会シンポジウム Powered by Twitter & UST」(tvk横濱 FutureCafe メディア分科会公開トークtwitter革命+横浜メディ研ライトニングトーク』、2009-12-09)
  37. 「くるくる関内の目指すもの−活動の目的と方法」(関内エリアマネジメント研究会、2009-12-14)
  38. 「「編集」と「出版」を捉えなおす−ARG 11年の経験から」(「横浜メディア研究会」勉強会「『本』が好き! −出版は風まかせ」、2009-12-20)

また、

  1. パネラー:「エンタープライズ3.0に向けて」(セマンティックWebコンファレンス2009、2009-03-16
  2. 司会:ワークショップ「ひらめき、ひろがる、知の可能性(かたち):CiNiiリニューアルとウェブAPIコンテスト」(国立情報学研究所 平成21年度 オープンハウス、2009-06-13
  3. パネラー:司法制度改革と先端テクノロジィ研究会公開セミナー「『法情報サービスと図書館の役割』出版記念「法情報へのアクセス拠点としてのライブラリ」(2009-07-18)
  4. コメンテーター:若手研究者支援・実践型ワークショップ第三弾「蓄積・再編・駆使する/される情報 - アーカイブ集合知、クラウ ド・コンピューティング」(2009年日本社会情報学会(JSIS & JASI)合同研究大会、2009-09-13)
  5. 司会:CiNiiリニューアル記念 ウェブAPIコンテスト優秀作品発表会(第11回図書館総合展、2009-11-11)
  6. コーディネーター:“グーグル文化と日本”−研究者、図書館の立場からグーグル・ブック構想を評価する(第11回図書館総合展、2009-11-11)
  7. コメンテーター:図書館グッズが利用者と館員を元気にする!−実例発表・討論・物々交換会(第11回図書館総合展、2009-11-12)
  8. プレゼンター:Library of the Year 2009 最終選考会(第11回図書館総合展、2009-11-12)
  9. パネリスト:第2回 博士ネットワーク・ミーティング@つくば「新時代、発信する科学者」(2009-11-14)

や、

  1. WOMマーケティング協議会ガイドラインプロジェクト
  2. 東京都立図書館協議会
  3. 「Web社会分析基盤ソフトウェアの研究開発」研究開発課題審査検討会
  4. 地域住民参加型デジタルアーカイブの推進に関する調査検討会
  5. 「開かれた私立図書館の事業可能性調査」委員会
  6. 「本のある時間」編集委員会

といった様々な役回りの機会もいただいた。

機会を与えてくださった方々に感謝するばかりだ。