国立国会図書館国際子ども図書館、児童書デジタル・ライブラリーに約300タイトルを追加(2010-01-06)

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国立国会図書館国際子ども図書館が2009年12月末に児童書デジタル・ライブラリーに約300タイトルを追加したと発表した(2010-01-06)

・児童書デジタル・ライブラリー
http://www.kodomo.go.jp/ji-digi
・「児童書デジタルライブラリーに約300タイトルの資料を追加しました」(国際子ども図書館、2010-01-06)
http://www.kodomo.go.jp/news/2010-01.html
国際子ども図書館
http://www.kodomo.go.jp/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

今回追加されたのは、国立国会図書館所蔵の昭和30年以前の児童書。追加された正確なタイトル数は、293タイトルで、これで計1980タイトルを閲覧できるようになったという。ただ、できれば、今回追加された約300タイトルのリストを公開してほしい。同じことは、以前に同じ国立国会図書館が運営する近代デジタルライブラリーについても述べ、後に改善されたことがある。その際に、

近代デジタルライブラリーは明治期のデータ、大正期のデータそれぞれについて、図書をリスト化したCSVファイルを公開している。これもよい手本の一つだろう。ただ、願わくば国立国会図書館には、同じ館内のGood Practiceを学びあい全体で品質を高め整えていくようになってほしい。

・「国立国会図書館近代デジタルライブラリーに明治・大正期の図書約4600タイトルを追加(2008-08-26)」(新着・新発見リソース、2008-09-15)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080915/1221488638

と述べているが、国際子ども図書館も「同じ館内のGood Practiceを学びあい全体で品質を高め整えていく」ようにしてほしい。なお、細かな点だが、「児童書デジタル・ライブラリー」という表記と「児童書デジタルライブラリー」という表記が混在している。サイトは「児童書デジタル・ライブラリー」となっており、一連のお知らせでは「児童書デジタルライブラリー」となっているようだ。些細なことのようだが、用語の統一を徹底すべきだろう。